創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月8日農業用自動収穫ロボットや次世代農業パッケージを開発する「AGRIST」が資金調達

2022年10月7日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
農業用自動収穫ロボットの開発や、自動収穫ロボットに最適化したビニールハウスの開発、農業AIの開発などを行っています。
テクノロジーを活用した「儲かる農業」の実現を目指しています。2022年には「儲かる農業」のモデルを構築するため、自社で営農を開始しています。
今回の資金は、自動収穫ロボットの開発力の強化、農場・資材の調達、パッケージ開発などに充当します。
—
国内の農業は、少子化や後継者不足による人手不足、高齢化による生産性の低下、中山間地区が多いことによる過酷な環境、近年の気候変動など、さまざまな課題を抱えています。
農業ではこれらの課題を解決するため、テクノロジーを活用する取り組みが推進されています。この農業×テクノロジーの領域をアグリテック(AgriTech)といいます。
アグリテックでは、すでにドローンを活用した農薬の散布や農場の状態把握、センサーを活用した畑の管理などが実現されています。
今後は、大幅な省人化を実現するため、自律ロボットなどを活用した農業の自動化が進んでいくことが予測されています。
農業では農地によって環境が異なるだけでなく、作物が生育する場所も異なることから、柔軟な認識・対応を実現するロボットが必要となります。
非常に高い技術要件となりますが、AIの進展により、この課題も解決されていくことになります。
AGRISTは、自動収穫ロボットを中心に、テクノロジーによって農業の生産性を向上させることで、収益性の高い農業を実現することを目指しています。
ロボットの開発では潤沢な資金や実験に協力してくれるパートナーなどが重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AGRIST Agritech AI テクノロジー パッケージ ビニールハウス ロボット 株式会社 自動収穫 資金調達 農業 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年8月20日、総務省の外郭団体である国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、情報機構)は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の情報から、どの程度個人のパーソナリティが推定可能かを調べ…
2020年6月4日、株式会社FINOLABは、「SUBPOSI(サブポジ)」を開始することを発表しました。 「SUBPOSI」は、スタートアップ向けのバックオフィスのシェアリング・サービスです。 第1…
2024年12月10日、株式会社MESONは、資金調達を実施したことを発表しました。 MESONは、空間コンピューティング技術を用いたサービス・プロダクトを企画・デザイン・開発しています。 Apple…
2022年6月30日、株式会社ZETAは、総額数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、オリコン株式会社などです。 ZETAは、アクションスポーツ・ストリートカルチャー専門メディア「…
2022年3月31日、AIQ株式会社は、総額約16億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIQは、ヒトの表面的な情報だけでなく見えない領域(Inside)も含めた様々な情報をテクノロジーによっ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…