注目のスタートアップ

農業用自動収穫ロボットや次世代農業パッケージを開発する「AGRIST」が資金調達

company

2022年10月7日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

農業用自動収穫ロボットの開発や、自動収穫ロボットに最適化したビニールハウスの開発、農業AIの開発などを行っています。

テクノロジーを活用した「儲かる農業」の実現を目指しています。2022年には「儲かる農業」のモデルを構築するため、自社で営農を開始しています。

今回の資金は、自動収穫ロボットの開発力の強化、農場・資材の調達、パッケージ開発などに充当します。

国内の農業は、少子化や後継者不足による人手不足、高齢化による生産性の低下、中山間地区が多いことによる過酷な環境、近年の気候変動など、さまざまな課題を抱えています。

農業ではこれらの課題を解決するため、テクノロジーを活用する取り組みが推進されています。この農業×テクノロジーの領域をアグリテック(AgriTech)といいます。

アグリテックでは、すでにドローンを活用した農薬の散布や農場の状態把握、センサーを活用した畑の管理などが実現されています。

今後は、大幅な省人化を実現するため、自律ロボットなどを活用した農業の自動化が進んでいくことが予測されています。

農業では農地によって環境が異なるだけでなく、作物が生育する場所も異なることから、柔軟な認識・対応を実現するロボットが必要となります。

非常に高い技術要件となりますが、AIの進展により、この課題も解決されていくことになります。

AGRISTは、自動収穫ロボットを中心に、テクノロジーによって農業の生産性を向上させることで、収益性の高い農業を実現することを目指しています。

ロボットの開発では潤沢な資金や実験に協力してくれるパートナーなどが重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AGRIST Agritech AI テクノロジー パッケージ ビニールハウス ロボット 株式会社 自動収穫 資金調達 農業
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

家庭用プラズマ美顔器「Un」の「傳心堂」が6,300万円調達
2021年9月1日、株式会社傳心堂は、総額6,3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 先端技術を活用した美容機器の開発を行うビューティーテックベンチャーです。 プラズマ美顔器「Un(アン…
マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューションを提供する「xID」が5億円調達
2023年9月4日、xID株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 xIDは、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューションを提供しています。 公共・行政分野を中心に、…
SaaS型データ分析AIツールを提供する「datagusto」が1.9億円調達
2022年7月20日、株式会社datagustoは、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaS型データ分析AIツール「datagusto」を開発・提供しています。 必要な…
株式投資型クラウドファンディングサービスなどを運営する「FUNDINNO」が「パーソルホールディングス」から資金調達
2022年8月17日、株式会社FUNDINNOは、パーソルホールディングス株式会社から、新株予約権による資金調達を完了したことを発表しました。 パーソルグループのパーソルベンチャーパートナーズ合同会社…
病気を治療するアプリ開発の「キュア・アップ」が22億円調達
株式会社キュア・アップは、総額22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた、疾患治療用プログラム医療機器「治療アプリ」を開発しています。 現在、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集