注目のスタートアップ

暗号資産取引所システムの開発などを手掛ける「CXRエンジニアリング」が2.1億円調達

company

2022年10月6日、CXRエンジニアリング株式会社は、総額2億1,006万円の資金調達を実施したことを発表しました。

CXRエンジニアリングは、暗号資産取引所システム、FX取引所システム、ネット証券取引所システムの開発・運用や、ブロックチェーン技術を活用したトークン発行・運用サービス、分散型ファイル共有システム(IPFS)事業などを展開しています。

暗号資産取引所システム開発を中心に、FT(代替性トークン)・NFT(非代替性トークン)市場へのAPI連携を視野に開発体制を整え、金融機関を中心とする顧客にサービスを提供しています。

世界初となる暗号資産(仮想通貨)であるビットコインに関する論文が提出されたのが2008年10月のことです。

その3か月後である2009年1月にビットコインのソフトウェアが公開され、その後まもなく、世界初となる暗号資産の取引が行われました。

暗号資産は円やドルなどの法定通貨における中央銀行などの管理者(発行体)が存在せず、国や銀行などを介することなく流通・取引ができるという特徴があります。

暗号資産の基盤技術であるブロックチェーンについても特定の管理者を必要とせず、世界中のコンピューターを相互につなぐP2Pを利用しているため、通常のWebサービスでは必要となるサーバーの管理・維持がなくなり、システムやサービスの運営にコストがかからないことを特徴としています。

そのため暗号資産での決済時の手数料は極めて安く、海外との取引も国内取引と同じように決済され、為替手数料などもかからないというメリットがあります。

クレジットカード決済などでは、インターネット上で活動するクリエイターなどに対し、数十円単位の支援などが難しかったのですが、暗号資産では気軽にやり取りが可能となるため、クリエイターに対するカジュアルな支援などが活性化すると考えられています。

また、この支援の仕組みを促すため、コミュニティ内で独自のトークンを発行し経済圏を構築する、トークンコミュニティも注目されています。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI CXRエンジニアリング システム トークン ブロックチェーン 暗号資産取引所 株式会社 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「アイドマ・ホールディングス」とLINEを活用したフルファネルマーケティングを支援する「DOTZ」が資本業務提携
2022年10月14日、株式会社アイドマ・ホールディングスは、DOTZ株式会社と、資本業務提携することを決定したことを発表しました。 DOTZは、LINE公式アカウントを活用したフルファネルマーケティ…
「日揮ホールディングス」が現場作業員の負担軽減を目的とした音声認識AIウェアラブルデバイスを提供する「フェアリーデバイセズ」に出資
2022年7月8日、日揮ホールディングス株式会社は、日揮株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド「JGC MIRAI Innovation Fund」を通じ、フェアリーデバイセ…
おやつのサブスクリプション・サービス「snaq. me」運営の「スナックミー」が2.6億円調達
2020年9月3日、株式会社スナックミーは、総額約2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、沖縄県のビール・メーカーであるオリオンビール株式会社とのコラボレーションで開発した、…
農業用ドローンを展開する「ナイルワークス」が資金調達
2023年1月23日、株式会社ナイルワークスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ヤマハ発動機株式会社、および、住友商事株式会社です。 ナイルワークスは、農業用ドローン「Nile-T2…
「ピクシーダストテクノロジーズ」が「乃村工藝社」と資本業務提携
2022年9月8日、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、株式会社乃村工藝社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ピクシーダストテクノロジーズは、現場のデジタルトランスフォーメーション…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集