注目のスタートアップ

デジタルアイデンティティ(ID)の管理と最適なサービスとのマッチングを実現する「Qwi」が資金調達

company

2022年9月30日、株式会社Qwiは、資金調達を実施したことを発表しました。

デジタルのアイデンティティ(ID)を管理し、独自の企業向け認証APIを提供することで企業のID認証の負担を大幅に軽減する「Qwi(キューイ)」を開発・提供しています。

2022年10月現在、学生証のデジタル化やサービスを検索できるアプリ「Qwi App」、企業向けの認証API「Qwi API」、店舗型企業向けQRコード認証システム「Qwi for business」を提供しています。

今後、年度内に複数の大手企業とPoCを実施する予定です。

現在我々がWebサービスを利用する際には、氏名・生年月日・メールアドレス・住所・クレジットカード情報などを入力し、それぞれのサービスごとに会員登録する必要があります。

また一部のサービスでは、SNSやAmazon、Googleなどのアカウントでログインできる仕組みであるソーシャルログインを採用していることもあります。

ソーシャルログインはひとつのアカウント・IDでさまざまなサービスを利用できるようになる便利な仕組みですが、巨大IT企業のみが個人情報を独占することになってしまうという課題を抱えています。

ひとつの企業が個人情報を独占すると、流出などのリスクだけでなく、他の企業が個人の行動履歴を活用したマーケティングができなくなってしまうという問題が生じます。

近年は、インターネット上においてユーザーの許可なく個人情報を収集する仕組みの規制が強化されているため、ユーザーが企業に対して取り扱いを許可したアカウントやIDは、マーケティング上において重要な情報となっています。

Qwiは、各種IDをユーザーが自分で管理し、それをもとにユーザーと企業をつなぐアプリ「Qwi」の提供により、認証とマーケティングに関する課題を解決することを目指しています。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。とくにSNSマーケティングはリアルな顧客の声を聞けることが大きなメリットです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ API ID ID認証 Qwi Qwi API Qwi App Qwi for business アイデンティティ デジタル 株式会社 認証 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

代理店連携管理クラウド「PartnerSuccess」提供の「パートナーサクセス」が2.2億円調達
2022年9月14日、パートナーサクセス株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 パートナーサクセスは、代理店連携管理クラウド(PRM)「PartnerSuccess…
「XTech」がスタートアップ向け管理業務アウトソーシング・サービスをスタート
2019年12月3日、XTech株式会社は、子会社としてBizSuite株式会社を設立したことを発表しました。 BizSuiteは、スタートアップ向けに、月額15万円からで、管理業務を一括/部分的に依…
財務戦略コンサルティングの「日本財務戦略センター」と農業コンサルティングの「ナチュラルアート」が業務提携
2020年10月26日、株式会社日本財務戦略センターは、株式会社ナチュラルアートと業務提携契約を締結したことを発表しました。 日本財務戦略センターは、中小企業を中心に財務戦略コンサルティングや、M&A…
DX事業を展開する「SORAMICHI」がWeb開発請負事業を展開する「k-Hack」と業務提携
2023年6月2日、株式会社SORAMICHIは、株式会社k-Hackと、業務提携契約を締結することを発表しました。 SORAMICHIは、DXに関する高度な専門性と豊富なコンサルティング経験をもとに…
ソーシャルECサービスの「temite」運営の「EC-GAIN」が資金調達
2019年12月18日、株式会社EC-GAINは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、同社が運営するECプラットフォーム「temite(テミテ)」を台湾でも利用可能にしたことも併せて発表しま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集