創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月3日「47agent」が2,800万円調達 転職エージェント専用のアライアンスプラットフォーム「47agent」をリリース
2022年9月30日、47agent株式会社は、総額2,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、「47agent」を2022年10月1日に正式リリースすることも併せて発表しています。
「47agent」は、転職エージェント専用のアライアンスプラットフォームです。
転職エージェントが情報を共有し合うことで、より多くの求職者・転職先を紹介できる環境を構築することを目指しています。
今回の資金は、システム機能強化、カスタマーサポート体制の強化、組織の拡充に充当します。
—
転職エージェントとは、クライアント企業にマッチした人材を紹介し、その紹介手数料を収益とするビジネスです。人材紹介業とも呼ばれています。
厚生労働省の「厚生労働省職業紹介事業報告書」の手数料収入(いわゆる売上)を確認すると、2000年に約867億円だったものが、2020年には約5,240億円と大きく成長しているのがわかります。
転職エージェントが成長している理由としては、企業にマッチした人材をかなりの確率で獲得できること、希望にマッチした企業を転職者に紹介できることが大きいといわれています。
日本は人口減少によって人手不足に陥っていますが、母数が少ない状況では、従来のような求人広告では母集団を集めることが難しいため、必要な人材を採用することも困難です。
またテクノロジーの発展などにより仕事の内容が高度化・細分化しているため、さらに最適な人材を見つけることが難しくなっています。このことから転職エージェントに力を借りる企業・転職者が増えています。
一方で、転職エージェントは、自社に登録する企業・転職者しか紹介することができません。そのため良い求人・転職者があっても紹介できないケースがあります。
47agentは、転職エージェント同士で求人・転職者の情報を共有できるプラットフォームを提供することで、この課題を解決することを目指しています。
企業の成長には人材の採用が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | 47agent エージェント 人材採用 株式会社 正式リリース 資金調達 転職 転職エージェント |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年11月18日、WOTA株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA BOX」・水循環型手洗いスタンド「WOSH」の提供や、小規模分散型水…
2022年3月29日、株式会社Meta Earthは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Meta Earthは、オンラインゲームの経済圏を拡大させることで本物のメタバースを実現するこ…
2021年7月1日、株式会社エピグノは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療・介護スタッフマネジメントツール「エピタルHR」や、在宅診療事業所向けスタッフマネジメントツ…
2020年10月1日、株式会社サイフューズは、太陽ホールディングス株式会社との間で、2019年2月に締結した「資本業務提携に関する基本合意書」に基づき、再生・細胞医療分野における業務提携契約(包括的パ…
スタートバーン株式会社は、株式会社アートビートをグループに迎えたことを発表しました。 スタートバーンは、ブロックチェーン技術を活用し、アート作品の証明書や来歴管理など、流通を支えるインフラの構築を行っ…
大久保の視点
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…