「X1Studio」が音声AI技術の「Aiello」と提携 ホテル専用スマートスピーカーを国内提供開始

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2022年8月4日、X1Studio株式会社は、台湾のAiello Inc.と提携し、ホテル向けのスマートAIアシスタントの国内提供を開始したことを発表しました。

Aielloは、ホテル専用のスマートスピーカー「Aiello AI アシスタント(Aiello Voice Assistant)」を提供しています。

AIによる音声認識機能とタッチパネルを搭載したスマートスピーカーです。

エアコン・カーテンのコントロールや、フロントへの連絡、周辺情報の確認といったコンシェルジュ機能を搭載しており、ホテルの業務効率化と顧客対応の改善・満足度の向上を実現します。

ソフト・ハード共にAiello社のオリジナルであり、ホテルごとにカスタマイズができます。

X1Studioは、ホテル向けDXコンサルティング事業や、スマートホテルを実現するためのソリューションとIoTを提供するIoTホスピタリティ事業、スマートビルディングを実現する空調管理システム「BRAINBOX AI」などを展開しています。

コロナ禍により観光業は大きな打撃を受けることになりました。2022年7月時点で、倒産したホテル・旅館会社は100社を超えています。

また、コロナ以前の宿泊業界においては、高いインバウンド需要によって人手不足が大きな課題となっており、業務効率化とホスピタリティの向上を両立するための施策が求められていました。

デジタル化は宿泊施設における業務効率化とホスピタリティの向上を同時に実現するものであり、感染症対策によって非対面でのサービスの提供が求められたことなどを背景に導入が進んでいます。

とくに客室に泊まっている顧客との直接の接点となるスマートデバイスの注目度は高くなっています。

従来の館内利用案内パンフレットなどをタブレットなどに置き換えるものから、モニター一体型のスマートスピーカーによって客室のすべてをデジタル化し、同時に業務効率化も実現するスマートホテルといった施策などさまざまなものがあり、差別化戦略として導入する宿泊施設も増えています。

さまざまな業界でデジタル化が進んでいます。一部分をデジタル化するよりも、業務全体をデジタル化するほうが効果が高いことがわかっていますが、既存の業務を根本的に変えることは通常は高いコストがかかります。しかし創業期はまだ業務フローが確立されていないため、最新のシステムを導入し効率的な経営を実現することが可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

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X1Studioが音声AI技術を扱うAielloと提携し、ホテル専用スマートスピーカーを国内提供開始

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