注目のスタートアップ

ヘッドレスCMSを開発する「Newt」が1億円調達

company

2022年7月26日、Newt株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、XTech Ventures株式会社です。

Newtは、APIベースでコンテンツ管理が行えるヘッドレスCMS「Newt(ニュート)」を開発しています。

“App”というユニットを使い、柔軟に管理画面を構築できます。これにより、より快適で新たなコンテンツ管理を体験できます。

2022年3月からFreeプランを、7月からチーム利用に適したProfessionalプランの提供を開始しています。

CMSとは、Contents Management Systemの略称で、Webサイトのコンテンツを一元的に管理するためのシステムのことです。

もっとも広く知られているCMSにWordPressがあり、ブログやWebサイトの作成・管理で利用したことがある人も多いかもしれません。

CMSを導入することでHTMLの専門的な知識がない人でもページの作成・編集ができるようになります。また作業も効率化されるため、Webサイトの運営では重要な存在です。

CMSはコンテンツを管理・更新するためのシステム(バックエンド)と、コンテンツを表示するビューワーの2種類のシステム(フロントエンド)で成り立っています。

Newtが開発するヘッドレスCMSとは、フロントエンドであるビュワーがないCMSのことです。見た目を決めるテーマやCSSを持っていないため、コンテンツを表示させるには別にCSSなどを作成する必要があります。

ヘッドレスCSMは手軽さは失われてしまうのですが、デザインやレイアウトの自由を手に入れることができます。

また、シングルページアプリケーション、サーバーサイドレンダリング、ネイティブアプリなど、多様なフロントエンドを選ぶことができるため、サイトのパフォーマンスを最大化させることも可能となります。

ほかにも、PCブラウザ、スマホブラウザ、アプリなどそれぞれに最適化したフロントエンドにコンテンツを配信することが可能となることも大きなメリットとして知られています。

企業ホームページは、顧客への情報提供や信頼性の確保のために重要な存在です。「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CMS コンテンツ ヘッドレスCMS 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型メールサービス「yaritori」提供の「Onebox」が4,000万円調達
2022年4月21日、Onebox株式会社は、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Oneboxは、クラウド型のメールサービス「yaritori」を運営しています。 メールのみ対…
知能ロボットコントローラー「Mujinコントローラ」を手がける「Mujin」が27億円調達
2023年12月6日、株式会社Mujinは、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、シリーズCラウンド全体の資金調達額は総額150億円となります。 Mujinは、汎用的知能ロ…
量子コンピューター向けのアルゴリズムやアプリケーションを開発する「QunaSys」が「IBM Ventures」から資金調達
2023年5月9日、株式会社QunaSysは、IBM Venturesから資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューターのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を行…
AIエンジン群の提供やAIプロダクトの開発・提供の「Nextremer」と「Honda」が業務提携
2021年4月5日、株式会社Nextremerは、本田技研工業株式会社(Honda)と業務提携契約を締結したことを発表しました。 Nextremerは、リモート接客システム「Remosis」や、自然言…
新たな完全栄養食「おにもち」を手がける「vitom」が2000万円調達
2024年11月1日、株式会社vitomは、2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 vitomは、完全栄養食「おにもち」を開発・販売しています。 おにぎりと餅をかけ合わせた完全栄養食です…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集