「CoinPost」と「WellsTech」が合併会社「株式会社WAVE 3」を設立 ブロックチェーンとWeb3を活用した障害者支援へ

tips

2022年7月5日、株式会社CoinPostWellsTech株式会社は、合弁会社である株式会社WAVE 3を新たに設立したことを発表しました。

WAVE 3は、ブロックチェーンゲームなどを支援に取り入れた福祉就労施設をビジネスモデルとし、障害者の就労支援を行う福祉支援施設のサポートを行うことを目的としています。

具体的には、障害者がブロックチェーンゲームで獲得した暗号通貨はWAVE 3に入り、日本円に変換された後、福祉就労施設に業務委託報酬として支払われます。

これにより障害者たちが、福祉就労施設で支援を受けながらブロックチェーンゲームによる収益を日本円で受け取ることができます。

今後、障害者支援に特化したゲームギルドの設立、独自NFTの発行、DAOの形成、障害者支援に活用する資金調達などを行う予定です。

CoinPostは、仮想通貨・ブロックチェーンメディア「CoinPost」を運営しています。

WellsTechは、Web特化型の福祉就労支援施設「GIF-TECH’s」、福祉メディア「UniUni(ゆにゆに)」を運営しています。

「GIF-TECH’s」は、Webワーク特化型の就労継続支援B型事業所で、動画編集、ブログライティング、SNS運用、画像編集などを行っています。

ブロックチェーンは暗号資産(仮想通貨)の基盤として活用されている技術です。

ブロックチェーン技術を活用することでデジタルデータが改竄されていないことを証明できるため、これまで海賊版や不正な流通などに悩まされていた音楽や漫画などのデジタルデータの課題を解決するため社会実装が進められています。

また、この技術はオンライン/ソーシャルゲームと相性が良く、すでにブロックチェーン技術をコアとしたゲームが数多くリリースされています。

通常、ゲームのアイテムを現実の通貨で購入した場合、アイテムを通貨に戻すことはできません。しかしブロックチェーンを活用したゲームであれば、不正なアイテムやデータが流通することはありませんし、運営者の一存でプレイヤーのアイテムを削除したりゲームを閉鎖したりできないため、ゲーム内のデータに価値を持たせられます。

そのためゲーム内アイテムと通貨(仮想通貨)が交換可能となり、ゲーム内で入手したアイテムを売ることでお金を稼ぐことも可能となります。これをPlay to Earn(遊んで稼ぐ)と呼びます。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ CoinPost Play to Earn WAVE 3 Web3 WellsTech ゲーム ブロックチェーン 仮想通貨 合併会社 支援 暗号通貨 株式会社 福祉就労施設 障害者 障害者支援
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

認証・閉域化・通信制御を一元管理するクラウドプラットフォームを提供する「closip」が資金調達
2022年9月12日、株式会社closipは、アセンテック株式会社に対して第三者割当増資を実施したことを発表しました。 closipは、独自のネットワーク技術「LTE over IP(LTE 仮想化技…
製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」運営と製造業DXの「キャディ」が80.3億円調達
2021年8月24日、キャディ株式会社は、総額80億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」の運営や、バリューチェーン全体に潜む…
社会貢献型フード・シェアリング・プラットフォーム運営の「クラダシ」が長野県松本市と環境省モデル事業の実施を開始
2020年12月4日、株式会社クラダシは、長野県松本市と環境省モデル事業の実施を開始することを発表しました。 クラダシは、社会貢献型フード・シェアリング・プラットフォーム「KURADASHI」を運営し…
コンテンツプロデュース事業などを展開する「Minto」が資金調達
2022年5月10日、株式会社Mintoは、総額約6億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社カカオピッコマと資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。 Min…
大学の技術シーズの事業化を手掛ける「ピクシーダストテクノロジーズ」が21.7億円調達
2022年10月3日、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、総額約21億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ピクシーダストテクノロジーズは、リアルとデジタルをつなぐ計算機インター…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集