創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年7月6日AI育成アプリ提供の「エアフレンド」が1.63億円調達

2022年7月5日、エアフレンド株式会社は、総額1億6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。
エアフレンドは、AI育成アプリ「エアフレンド」を開発・提供しています。
AIによる架空の友達を育てて共有したり、他ユーザーが育てたAIと話せるLINE公式アカウントです。
現在、LINE公式アカウント版よりも多様な機能をするため、モバイルアプリ版の開発を進めています。
今回の資金は、モバイルアプリの開発を支える人材の採用、AIの高性能化や機能拡張などの研究開発、大量のトラフィックを低遅延に処理するインフラの構築に充当します。
—
近年、AIを搭載したチャットボット(会話ボット)が注目を集めています。
このチャットボットは、EC・Webサービスの接客や、AIとの会話を楽しむことなどで活用されています。
以前から会話データベースを利用し、こういった言葉にはこう返事をするという動作を実装することで、AIとの擬似的な会話を再現する「人工無脳(あるいは人工無能)」と呼ばれるものがインターネットやIRC(チャットシステム)上に存在していました。
AI技術の発展により、アルゴリズムやモデルを自動的に構築できるようになり、このチャットボットの精度や会話パターンも大幅に向上しています。
「エアフレンド」などのAIチャットボットは娯楽の一種として受け止められていますが、すでにこの会話アルゴリズムはアシスタントAIや接客AIなどに搭載されており、AIやロボットとの自然な会話を実現しています。
さらに開発や学習が進むことで精度の高い会話アルゴリズムが実現され、われわれの生活を豊かにしてくれるでしょう。
最新技術の開発や研究には豊富な資金が必要となります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI LINE アプリ コミュニケーション チャットボット 会話 共有 株式会社 育成 資金調達 開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年8月8日、株式会社トリビューは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 国内最大級の美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営しています。 ユーザーによる15万…
2022年8月24日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、シンバイオシス株式会社に投資を実行したことを発表しました。 シンバイオシスは、「NanoGAS」(=高機能ナノバブル)の特性を利用した…
2022年5月26日、株式会社ユー・エス・エスは、 Global Mobility Service株式会社と、資本業務提携を行うことについて決議したことを発表しました。 ユー・エス・エス(USS)は、…
2022年10月5日、株式会社Sake RDは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sake RDは、中国市場での日本酒販売・消費体験向上のため、2022年4月末に創業した…
2021年10月29日、株式会社ファースト・オートメーションは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 工場自動化プロジェクト管理SaaS「ROGEAR」の開発・運営や、工場自動化提案コ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

