注目のスタートアップ

網羅型タンパク質アレイにより自己抗体研究などに革新をもたらす「プロテオブリッジ」が1.8億円調達

company

2022年6月30日、プロテオブリッジ株式会社は、1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、スパークス・グループ株式会社が運営する「未来創生3号ファンド」です。

プロテオブリッジは、網羅型タンパク質アレイを作製する技術を保有しており、このアレイによりヒトタンパク質機能を網羅的に解析し、自己免疫疾患等に関する抗体反応データなどを医療診断や創薬研究等に提供するサービスや受託検査サービスを展開する産総研技術移転ベンチャーです。

プロテオブリッジ「HuPEX タンパク質アレイ」は、1.4万種類のヒトタンパク質を搭載しており、アレイ上に生体内の抗原抗体反応を再現できます。

2021年12月に、難病関連自己抗体検査(強皮症・筋炎)をローンチし、43種類の自己抗体を同時に測定することを可能にしています。

今後、検査対象疾患の拡充、処理能力の向上、拡張型自己抗体データベースの構築を図っていきます。

タンパク質アレイとは、ガラスなどの板の上に多数のヒトタンパク質を整列させたものです。

ヒトの生体反応がアレイ上で再現できるため、バイオマーカー探索、創薬ターゲット探索、酵素基質の同定、タンパク質間相互作用研究など、さまざまな研究で利用されています。

プロテオブリッジのタンパク質アレイは、2万種類のタンパク質が、高密度かつ生の状態(非乾燥)で搭載されていることを特徴としています。

ヒトタンパク質の種類は約2.4万種類あるため、プロテオブリッジのタンパク質アレイは約80%のヒトタンパク質を搭載していることになります。

これにより、疾患のマーカー探索や新薬検証のための解析を大幅に効率化しています。

将来的には、人間ドックなどにおける、がんや自己免疫疾患など膨大な種類の疾患を一度に診断できる総合診断キットとしての応用を目指しています。

研究開発型のビジネスでは資金調達が非常に重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ タンパク質 ヒトタンパク質 プロテオブリッジ 株式会社 網羅型タンパク質アレイ 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ケーキ専門通販サイト運営の「Cake.jp」が7.7億円調達
2021年5月10日、株式会社Cake.jpは、総額7億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ケーキ専門通販サイト「Cake.jp(ケーキジェーピー)」を運営しています。 全国の洋菓…
同意管理プラットフォーム「Trust 360 同意管理」などプライバシーテック領域で事業を展開する「Priv Tech」が7,000万円調達
2023年9月14日、Priv Tech株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Priv Techは、同意管理プラットフォーム「Trust 360 同意管理」や、外部送…
オーダーメイドのAIソリューション「カスタムAI」を開発・提供する「Laboro.AI」が「博報堂」と資本業務提携
2022年8月3日、株式会社Laboro.AIは、株式会社博報堂と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Laboro.AIは、オーダーメイドによるAI・人工知能ソリューション「カスタムAI…
サステナビリティに力を入れている企業と学生をマッチングする「エシカル就活」運営の「アレスグッド」が1.2億円調達
2022年7月5日、株式会社アレスグッドは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サイバーエージェント・キャピタル、East Ventures、丸井グループです。 …
「中小企業基盤整備機構」が中小企業再生ファンド「ルネッサンスエイト投資事業有限責任組合」の組成について合意
2020年12月23日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ルネッサンスエイト投資事業有限責任組合」の組成について合意し、組合契約を締結したことを発表しました。 「ルネッサンスエイト投資事業有限責任…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集