注目のスタートアップ

社会・産業インフラ向けロボットや特殊環境対応型ロボットを開発・提供する「イクシス」が10億円調達

company

2022年6月30日、株式会社イクシスは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

イクシスは、社会・産業インフラ向けロボット・特殊環境対応型ロボットなどの開発・販売や、AI・IoT・ICT機器・ソフトウェアの開発・販売・運用、取得データ解析サービスの提供を行っています。

今後、社会・産業インフラ領域を代表する大手事業会社との事業連携を加速し、DX推進のため、3D連動ソリューションとして各種サービスを展開していきます。

これにより、各大手事業会社と連携して社会・産業インフラのデジタルツイン化を実現していきます。

国内ではインフラの老朽化と深刻な人手不足が重なり、インフラ点検領域における省人化が喫緊の課題となっています。

ドローンなどのロボットは人間では危険な作業を代替し、効率的な作業を実現できるため、各所で研究開発が進んでいます。

すでに多くの現場でドローン・ロボットの活用が進んでおり、今後は人間とロボットが協調して働くことができる環境の整備が進み、製造業・インフラ産業・物流業界などはドローン・ロボットを前提とした業界へと生まれ変わっていくと考えられています。

とくに工学・ロボティクス分野では“デジタルツイン”という最新技術が注目され、実現に向けた取り組みがはじまっています。

デジタルツインとは、物理空間のデータを取得し、仮想空間にデジタルなコピーを再現することで未来をシミュレートする技術です。

これにより、たとえばインフラ設備では迅速に不具合を発見できるため、事故が起きる前に修復・工事を実施できます。点検業務が効率化され高精度になるため、効率化と安全性を両立できるのです。

最新技術を活用したプロダクトやサービスの開発には豊富な資金が必要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 3D AI DX ICT IoT イクシス インフラ ソリューション データ解析 デジタルツイン 保守 株式会社 点検 産業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

在庫処分サービスの「Shoichi」が4億円調達
2019年10月10日、株式会社Shoichiは、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人専門の在庫処分サービスを提供しています。 買い取った在庫品を、自社運営のWebや実店舗(アパレル・…
宿泊施設向けオールインワンサービスを提供する「Check Inn」が1億円調達
2023年9月1日、Check Inn株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Check Innは、宿泊業界に特化したオールインワンツール「Check Inn」を提供しています…
「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」補助金
総務省は、「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」対象事業の公募について発表しました。 高齢者・障害者のための通信・放送役務の高度化に資するICT機器・サービスに関するもの、またはこれまでに…
マイクロCTC検査を活用したがんリスク検査事業を展開する「セルクラウド」が6億円調達
2023年1月11日、株式会社セルクラウドは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 セルクラウドは、マイクロCTC(Circulating Tumor Cells:血中循環がん細胞)検査…
ブロックチェーン技術を活用したエンタメ領域のトークン・エコノミー事業展開の「Gaudiy」が3億円調達
2020年11月16日、株式会社Gaudiyは、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン技術などの先端テクノロジーを活用し、大手エンタメ・コンテンツ起業を中心に、DX事業や、ア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集