IT運用サービスなど展開の「アイクラフト」が与信管理業務のアウトソーシングサービスなど展開の「リスクモンスター」と資本業務提携

tips

2022年6月20日、アイクラフト株式会社は、リスクモンスター株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

アイクラフトは、情報システム業務をまるごとアウトソーシングできる「iSTAFF」、24時間365日有人対応によるサーバーの遠隔稼働監視・運用保守サービス「iSTAFF24」、ソフトウェア開発事業、ITインフラ構築事業、ブロックチェーン技術利用支援事業、グループ企業のiCRAFT JPN Vietnam JSCを通じたベトナム事業支援などを展開しています。

リスクモンスターは、インターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、法人会員向け研修サービス「サイバックスUniv.」、月額制ビジネスサポートサービス「J-MOTTO」などを展開しています。

今回の提携により、リスクモンスターの海外事業展開や海外人材の採用強化において、アイクラフトの海外人材活用ノウハウや海外法人を活用して支援します。

また、ブロックチェーンなどの技術をリスクモンスターの事業展開に適用していきます。

国内においては、法人顧客にさまざまなサブスクリプションサービスを提供する「J-MOTTO」を、アイクラフトが関西を中心に提供してきたシステム運用管理サービス「iSTAFF」の全国展開の足がかりにします。

厚生労働省の公表しているデータによると、2021年10月時点で外国人労働者を雇用している事業所数は全国に約28.5万か所(前年比約1.7万か所増加)あり、労働者数は約172万人にのぼります。

コロナ禍においても外国人の就労は過去最多を更新しており、今後も国内の外国人労働者数は増加していく見込みです。

外国人材の活用は日本の少子高齢化に伴う人手不足を解消するための鍵として考えられています。

とくに企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に必要なIT人材の不足は深刻であり、外国のIT人材を活用するための仕組みが求められています。

新型コロナウイルス感染症の流行によって、企業ではテレワークの導入が急激に進みました。これにより、海外など遠く離れた土地に住む人材をアウトソーシングで活用することも比較的容易になった企業もあるでしょう。

アイクラフト株式会社のコメント

このニュースを受けまして、アイクラフト株式会社 代表取締役 山本裕計氏よりコメントが届きました。

・今回の資本業務提携の目的は何ですか?

今回の提携により、リスクモンスターの海外事業展開や海外人材の採用強化において、アイクラフトの海外人材活用ノウハウや海外法人を活用して支援します。

また、ブロックチェーンなどの海外人材にとって有利な技術をリスクモンスターの事業展開に適用していきます。

国内においては、法人顧客にさまざまなサブスクリプションサービスを提供する「J-MOTTO」を、アイクラフトが関西を中心に提供してきたシステム運用管理サービス「iSTAFF(アイスタッフ)」の全国展開の足がかりにします。

・今後の展望を教えてください。

リスクモンスター社が検討しているブロックチェーンを使ったサービスの研究開発を、アイクラフトも一緒に取り組んでいきます。

また、リスクモンスター社の運営するビジネスポータル「J-MOTTO」を通じて、アイクラフトのシステム運用管理サービス「iSTAFF(アイスタッフ)」の利用者拡大に取り組みます。

・読者へのメッセージをお願いします。

アイクラフトでは、社内外を問わず、一緒に仕事する人とたくさんつながりたいと思ってますので、気軽にお問い合わせください!

今後、デジタル活用にあたって人材面での課題を抱えている企業のアウトソーシングサービスなどの活用が進んでいくと考えられます。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ iSTAFF IT J-MOTTO アウトソーシング インフラ ベトナム リスクモンスター 人材 情報システム 採用 株式会社 活用 海外 資本業務提携 運用
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療機器管理SaaS「HITOTSU Asset」を提供する「HITOTSU」が2億円調達
2023年12月18日、HITOTSU株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HITOTSUは、医療機器管理SaaS「HITOTSU Asset」を開発・提供しています。 医療…
IRコミュニケーションプラットフォーム「みんなの説明会」を提供する「みんせつ」が「日本取引所グループ」「JPX総研」と資本業務提携
2022年7月27日、株式会社みんせつは、株式会社日本取引所グループ・株式会社JPX総研を引受先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 みんせつは、IRコミュニケ…
海事産業のDXを目指す「Marindows」と「ソフトバンク」が資本・業務提携
2022年7月26日、Marindows株式会社は、ソフトバンク株式会社と、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 Marindowsは、海洋統合デジタルプラットフォーム「Marindows…
大学生・大学教員・大学職員限定のSNS「Union」運営の「Anlimited」が2,500万円調達
2022年4月20日、Anlimited株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Anlimitedは、大学生・大学教員・大学職員限定のSNS「Union」を運営していま…
白血病の再発を早期発見する高精度モニタリング検査システム「MyRD」を提供する「Liquid Mine」が1億円調達
2023年2月1日、株式会社Liquid Mineは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Liquid Mineは、白血病の再発を早期に発見する高精度なモニタリング検査システム「MyR…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集