注目のスタートアップ

マウスピース型歯科矯正サービス「DPEARL」を展開する「フィルダクト」が1.5億円調達

company

2022年6月23日、株式会社フィルダクトは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

フィルダクトは、透明マウスピース型の歯科矯正サービス「DPEARL(ディパール)」を運営しています。

マウスピースの作成には、3DプリンターやCADなどのデジタル機器や遠隔アプリを活用し効率的なワークフローを構築することで、コスト削減、通院回数の低減、治療期間の短縮を実現しています。

今回の資金は、プロダクトUXとオペレーションの強化や、人材採用に充当します。

歯科矯正といえば、金属のワイヤーを歯に装着する方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。

一方で、アメリカではすでに透明なマウスピースを利用した歯科矯正が一般的な方法となってきています。

マウスピース矯正は新しい矯正方法で、1999年頃にアメリカで誕生し、日本には2005年に上陸しました。

近年、テクノロジーを活用してマウスピースを作成するサービスが登場し、手軽さと低価格化によって一気に普及しています。

透明なマウスピースによる歯科矯正は、マウスピースを装着していても目立たないこと、食事時には外せるため衛生的であること、痛みが比較的少ないこと、虫歯になりにくいことといったメリットがあります。

日本において歯科矯正は審美的なものだというイメージが強いのですが、口腔環境は全身の健康に影響するものです。本来歯列矯正が必要な人も歯列矯正を受けていないこともあります。

マウスピース矯正が普及することで、これまで歯列矯正を受けられなかった/受けてこなかった人たちにも新たな選択肢が示されることになるでしょう。

新たなプロダクトの開発には資金が必要となります。。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DPEARL ディパール フィルダクト マウスピース マウスピース矯正 医療 歯列矯正 歯科矯正 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

匿名キャリアSNSを運営する「WorkCircle」が1.3億円調達
2024年1月29日、株式会社WorkCircleは、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WorkCircleは、匿名キャリアSNS「WorkCircle(ワークサークル)…
ケーキ専門通販サイト運営の「Cake.jp」が2.6億円調達
2020年7月30日、株式会社Cake.jpは、総額2.6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ケーキ専門通販サイト「Cake.jp(ケーキジェーピー)」を運営しています。 全国の洋菓子店と提…
建設業マッチングプラットフォーム提供の「ツクリンク」が3億円調達
2021年5月20日、ツクリンク株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 登録料無料で利用できる建築業マッチングプラットフォーム「ツクリンク」を運営しています。 2021年3月…
プライシング戦略支援SaaS「Pricing Sprint」提供の「プライシングスタジオ」が1億円調達
2021年1月12日、プライシングスタジオ株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プライシング戦略支援SaaS「Pricing Sprint」と、プライシング専門メディア「プライス…
ヒト腸内細菌叢に作用するサプリを開発するS-Startups認定企業「NERON」が2000万円調達
渋谷区は、スタートアップ認定制度S-Startupsの初代認定企業である株式会社NERONが2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにあわせ、国内外の研究機関や提携先と連携した共同研…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集