注目のスタートアップ

ガス漏洩を可視化するシステムの販売・サービス提供を行う「Soilook」が3,000万円調達

company

2022年5月31日、株式会社Soilookは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Soilookは、成分分析技術を応用したガス漏洩を可視化するシステムの販売と、サービスの提供を行っています。

目に見えないガスを赤外線/赤外分光カメラシステムによって2次元で可視化することで一度に広い検査を可能にしています。

その場で検査結果(ガスの漏洩量や流れる方向)が可視化されるため、危険領域の判断を即座におこなうことができます。

また、離れた場所から検査できるため、ガスの配管に近づく必要がなく、安全な場所から検査することが可能になります。従来はプラントなどでの検査では足場の設置などが必要となりましたが、これも不要になることがメリットとなっています。

今回の資金は、営業力・製品開発力の強化、実証実験の加速に充当します。

経済産業省の資料によると、2021年の高圧ガス事故の発生件数は585件(昨年から3件減少)で、噴出・漏洩が約9割を占めています。

また、人身事故件数は34件あり、死者が7名となっています。

高圧ガス事故の多くは製造事業所(主に冷凍事業所)で発生しています。

事故の原因としては、ハード面では腐食管理不良、ソフト面では誤操作・誤判断が多くなっており、設備の老朽化、人材不足、技術継承の問題の影響が大きいと考えられています。

高圧ガスの保安は、他の産業保安と違い、死傷事故件数が四半世紀の間減少していないというデータがあり、検査・保安技術が刷新されていないことがわかります。さらにはベテランの技術者が数多く引退することを考えると、検査・保安技術の大きな変革が急務となっています。

Soilookは、赤外線カメラを使用したガス可視化検査サービスの提供を通じ、ガス漏洩検査の課題を解決することを目指しています。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ カメラ 保守 分析 可視化 技術 株式会社 検査 点検 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

植物性食品のオンライン・マーケットプレイス「Vegewel Marché」運営の「フレンバシー」が資金調達
2020年7月2日、株式会社フレンバシーは、資金調達を実施したことを発表しました。 プラントベース食品(植物性食品)のオンライン・マーケットプレイス「Vegewel Marché(ベジウェル マルシェ…
コミュニティ・タッチ・ツール「commmune」提供の「コミューン」が4.5億円調達
2020年9月28日、コミューン株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業とユーザーをつなげるコミュニティ・タッチ・ツール「commmune(コミューン)」を提供…
ゲノム編集技術を応用したバイオエネルギーの創出を目指す「グランドグリーン」がNEDO事業に採択
2022年6月10日、グランドグリーン株式会社は、2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に採…
コネクテッドバッテリー「MaBeee」を展開する「ノバルス」が「象印マホービン」と資本業務提携
2022年10月11日、ノバルス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、象印マホービン株式会社です。 ノバルスは、乾電池を使う製品のモニタリングや遠隔での出力制御を実現するコネク…
電動車椅子型の近距離モビリティを開発・提供する「WHILL」が資金調達
2022年5月17日、WHILL株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 WHILLは、電動車椅子型の近距離モビリティの開発・提供や、自動運転サービス/システムの提供などを展開しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳