不動産仲介会社向け営業支援システム「プロポクラウド」提供の「Housmart」が「フォーメンバーズ」と業務提携

tips

2022年5月24日、株式会社Housmartは、株式会社フォーメンバーズと、業務提携を行うことを発表しました。

Housmartは、不動産仲介会社向け営業支援SaaS「プロポクラウド」を提供しています。

物件管理機能や顧客管理機能だけでなく、顧客の希望条件に合った最新の物件情報などを自動でメール配信する機能により、不動産営業をサポートするサービスです。

フォーメンバーズは、イオンモール株式会社が展開する不動産事業「イオンハウジング」のネットワーク加盟店本部運営・管理を行っています。

今回の提携により、「イオンハウジング」において「プロポクラウド」の活用を促進し、不動産営業のDXを図ります。また、フォーメンバーズからのフィードバックをもとに、さらにサービスの向上に取り組んでいきます。

不動産業界はデジタル活用が遅れており、レガシー産業と呼ばれていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響により対面営業が難しくなり、デジタルを活用した営業に取り組む必要に迫られ、不動産業界では様々なSaaSが提供されるようになりました。

また、不動産の売買や賃貸の仲介を行う宅建業者は、全国に約12万業者あります。これはコンビニの2倍以上という数であるため、不動産業者は供給過剰であるという見方もあります。

そのため不動産仲介で利益を上げていくには、効率的な不動産営業と、きめ細やかな顧客対応を実現することが重要です。

株式会社Housmartのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Housmart 代表取締役 針山昌幸氏よりコメントが届きました。

・今回の業務提携の目的は何ですか?

今回の提携の目的は、弊社「PropoCloud(プロポクラウド)」を通じて、フォーメンバーズ様の営業DXを支援することになります。

プロポクラウドは不動産営業において、追客に強みを持つサービスになります。

フォーメンバーズ様は営業の仕組み化、イオンブランド、イオン店舗の集客力、矢野社長の強力なリーダーシップなど、複数の強みを持つ不動産会社様になります。

今回の業務提携によって、追客を中心にフォーメンバーズ様の営業DXを支援しながら、全国のフォーメンバーズ加盟店様にプロポクラウドを活用いただき、フィードバックをいただくことで弊社のサービスもアップデートをしていければと考えています。

・今後の展望を教えてください。

プロポクラウドの対応エリア・対応不動産種別を拡大していくことになります。

弊社のプロポクラウドは独自の不動産データベースをもとに、不動産エージェントと消費者の繋がりを保ち、追客をしていくサービスになります。

現在の対応エリアは関東圏・関西圏、対応している不動産は中古マンション・新築戸建・中古戸建になります。

一方、フォーメンバーズ様の加盟店は拡大し続けていますので、関東・関西以外のエリア、土地などの不動産種別もサービス拡充することで、より広範囲に渡って、フォーメンバーズ様の支援をしていければと思います。

・読者へのメッセージをお願いします。

不動産売買仲介は、人生で一番高い買い物をお手伝いする、非常にやりがいと責任の大きい仕事だと思います。

一方、不動産エージェントにかかる負荷は重く、一度お問い合わせいただいたお客様をフォローし続けることは容易ではありません。

プロポクラウドは独自のデータベースによって、不動産営業の中でも特に負荷の大きい「追客」をサポートするサービスです。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Housmart SaaS イオンハウジング システム フォーメンバーズ プロポクラウド 不動産 営業 支援 株式会社 業務提携 物件 管理 顧客管理
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スキンケア・コスメティックのD2Cブランド展開の「リバースラボ」が2億円調達
2022年2月10日、リバースラボ株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スキンケアD2Cブランド「sirobari」と、コスメティックD2Cブランド「sirocos」を展開…
家族信託サービスを提供する「ファミトラ」が7億円調達
2024年1月16日、株式会社ファミトラは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファミトラは、家族信託を利用し、認知症などを原因とする資産凍結を防止するサービスを展開しています。 最…
プリントオンデマンドを活用したオンライン書店サービス「BOOKSTORES.jp」を運営する「セルン」が1億円調達
2023年1月10日、セルン株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 セルンは、プリントオンデマンドを活用したオンライン書店サービス「BOOKSTORES.jp」、全国の印刷会社…
ホームページ制作SaaS「ペライチ」の「47都道府県認定サポーター制度」が大幅リニューアル
2020年12月3日、株式会社ペライチは、「ペライチ」において、2020年12月1日(火)に「47都道府県認定サポーター制度」の大幅リニューアルを行ったことを発表しました。 ペライチは、ホームページ制…
越境ECの小物輸入貨物のワンストップソリューションを展開する「エスポリア」が5.22億円調達
2023年10月11日、株式会社エスポリアは、総額5億2,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エスポリアは、越境ECビジネスをサポートするため、輸入業、輸出業、倉庫業を展開しています。…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集