店舗のデジタル化/無人化支援展開の「fixU」がスマートロック「RemoteLOCK」と連携開始

tips

2022年5月25日、株式会社fixUは、株式会社構造計画研究所が提供するスマートロック「RemoteLOCK」との連携を開始したことを発表しました。

fixUは、店舗のデジタル化/無人化支援サービス「fixU(フィックスユー)」を提供しています。

顧客管理・請求管理・決済を顧客に紐づけてワンストップで提供することで、実店舗運営を大幅に効率化します。

また、店舗の無人化支援のための機能として、アプリから店舗のドアの解錠や、利用時間に応じた従量課金・決済も提供しています。

構造計画研究所が提供する「RemoteLOCK」は、クラウドシステムによって利用者ごとに異なる有効期限つき解錠キーを管理・発行することがスマートロックです。API連携により、各種予約サービス・業務システムと連携し、解錠キーの自動発行・通知を行うことができます。

今回「RemoteLOCK」とシステム連携することで、「fixU」のサービス上から、暗証番号の発行・解錠といった鍵の受け渡しがオンラインで完結されます。

実店舗型ビジネスでは、省人化と顧客体験の向上を目的とした無人店舗の構想が進んでいます。

特に新型コロナウイルスの流行は大きく、大企業以外でも店舗の無人化に向けて準備を進めているところが多くなっています。

空間そのものを貸すような、コワーキングスペースやジムなどのビジネスは、スマートロックを活用することで無人化が比較的容易であるため、いくつもの無人化の事例が確認できます。

現在は新型コロナの影響で観光客は少ないのですが、コロナが収まれば観光客が戻ってきて、民泊などにおいても無人化システムの普及が一気に進むと考えられます。

一方で、物を売る小売業などでは、商品の決済に関するシステムが複雑であるため、資本力のある企業による取り組みが主となっています。

とはいえ、技術の検証が進むにつれ、中小企業でも導入できるようなシステムが登場し、無人化が普及することは時間の問題と考えられます。

「fixU」が無人化の時代においてどのような役割を担っていくのか注目が必要です。

無人店舗には様々なICTが活用されています。企業においてもICTは様々な課題を解決してくれる可能性があります。「冊子版創業手帳」では、ICTの活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ API連携 fixU RemoteLOCK クラウド システム スマート・ロック デジタル化 フィックスユー 効率化 店舗 店舗運営 支援 株式会社 無人化 省人化 連携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

輸送事業者・荷主向けCO2排出量算定SaaS「CAMOTSU」提供の「Added」が資金調達
2022年8月23日、株式会社Addedは、資金調達を実施したことを発表しました。 Addedは、輸送事業者・荷主向けCO2排出量算定SaaS「CAMOTSU(カモツ)」を提供しています。 CO2排出…
GHG排出量算定・可視化クラウドサービス提供の「ゼロボード」が「東芝デジタルソリューションズ」と協業開始
2022年2月4日、株式会社ゼロボードは、東芝デジタルソリューションズ株式会社と、製造業や電力会社などの企業や自治体を対象にしたGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化サービスの協業開始について基本合…
次世代電動モビリティメーカー「VERACITY」を運営する「Fellow Group」が資金調達
2022年10月24日、株式会社Fellow Groupは、資金調達を実施したことを発表しました。 Fellow Groupは、次世代電動モビリティメーカー「VERACITY」の運営や、システム開発事…
「土屋」が障害者福祉施設で働く人向け動画研修システム「ウェルビーラーニング」を運営する「フェアテクノロジーズ」に出資
2023年2月10日、株式会社土屋は、株式会社フェアテクノロジーズに500万円の出資を行ったことを発表しました。 フェアテクノロジーズは、障害者福祉施設で働く人向けの動画研修システム「ウェルビーラーニ…
「Ryple」が1.4億円調達 BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey for Salesforce」をリリース
2023年4月10日、Ryple株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集