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2022年5月20日インフルエンサーを通じた音楽プロモーションサービス「Meme」運営の「BabyJam」が3,000万円調達

2022年5月20日、スタートアップスタジオのStudio ENTRE株式会社は、スタジオ発のサービス「Meme」を運営する株式会社BabyJamが総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
BabyJamが運営する「Meme(ミーム)」は、ミュージシャンがインフルエンサーに楽曲の使用を依頼できるサービスです。
依頼を受けたインフルエンサーは、その楽曲を使ってSNS投稿を行い、ミュージシャンから報酬を受け取る、というものです。
Studio ENTREは、エンターテックに特化したスタートアップスタジオです。
エンターテインメント領域でのビジネスアイデアを持つ起業家とともに、事業計画の策定、資金・人材の調達といった新規ビジネスの立ち上げを行っています。
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若者に人気のSNSであるTikTokは、JASRACと包括契約を結んでいる他、様々なレコード会社とライセンス契約を結んでいます。
そのため、TikTokで動画を制作して投稿するユーザーは、アプリ内から音楽を選んで使用することができるのです。
そしてTikTokで使用されたことから流行する楽曲が多数出てきています。
ほぼ無名の状態からTikTokのみで名を挙げたミュージシャンもおり、TikTokは効果的なプロモーションとしてレコード会社やアーティストから非常に注目されています。
さらにインフルエンサーに楽曲の使用を依頼できれば、さらに効率よく結果を出すことができると考えられます。
「Meme」は、インフルエンサーのSNS(TikTok、Youtube、Instagram)の投稿に自身の楽曲の使用を依頼できるサービスです。
インフルエンサーに楽曲単位でのプロモーションを直接依頼できるため、個人で音楽活動を行っているクリエイターでも、最小限のコストでSNSを活用した音楽のプロモーションを展開することが可能となります。
株式会社BabyJamのコメント
このニュースを受けまして、株式会社BabyJam 代表取締役 田村亮二氏よりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
主な目的はプロダクト検証を引き続き行い、PMFさせる為に必要なマーケティングコストです。
・今後の展望を教えてください。
5年後、アーティストにとって無くてはならないサービスに成長させ、音楽業界の既存のエコシステムに依存しない「DIYアーティスト」を多く生み出し、日本の音楽市場を世界一にすることです。
・読者へのメッセージをお願いします。
記事をご覧いただきありがとうございます。株式会社BabyJamは音楽のスタートアップとして、「DIYアーティスト」の活動環境を整えるサービスを開発・運営しています。もし興味がありましたら、zoomでも対面でもお話出来ればと思いますので、ご連絡お待ちしております。
これからのプロダクト開発やPR・マーケティングにはネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、SNSの活用方法など詳しく解説しています。
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