「あめつちデザイン」が宿をショールームにできる新サービス「体験Eコマース」をリリース

tool

2022年5月17日、あめつちデザイン株式会社は、「体験Eコマース」を「渓流荘しおり絵」(長野県松本市)において、2022年5月6日から提供開始したことを発表しました。

「体験Eコマース」は、宿泊施設をショールームとして利用し、地域事業者が手がける品物の体験を提供するサービスです。

品物にはQRコードがあり、それを読み込むことでその場でオンライン購入することができます。

サービス利用料のみで導入でき、商品はオンラインで販売するため在庫を持たずに開始できることがメリットとなっています。

「体験Eコマース」の第1弾として、長野県松本市にある「渓流荘しおり絵」において、「信州・飛騨の架け橋キャンペーン」を開始しています。

あめつちデザインは他に、宿泊施設の案内・周辺地域の情報発信・館内オンライン物販などを実現するタブレットツール「cocodake(ココダケ)」、CX向上コンサルティング「CX Design Innovation」を提供しています。

新型コロナウイルス感染症の流行により、観光業は大きな打撃を受けました。

コロナ禍による倒産ホテル・旅館会社は全国で80社以上にのぼり、業界全体に大きな危機感が漂っています。

コロナ禍において数少ない顧客を獲得するためには、宿泊施設の魅力を高めていくことが重要です。

その施策のひとつとして、顧客に特別な体験を提供するということが注目されています。

また、地方の宿泊施設は、その地方の観光のハブとなる存在でもあります。その地域ならではの体験を提供することで、その地域の魅力を高めることにもつながるため、一体となって取り組んでいくこともできるでしょう。

今回あめつちデザインがリリースした「体験Eコマース」は、宿泊施設において宿泊者に特別な体験を提供すると同時に、地域の商品を紹介することで、その地域の魅力の向上を実現するサービスです。

ECは新たな販路の開拓としてだけでなく、顧客に新たな体験を提供できるものとしても活用することができます。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるECサイトの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ 地域 地方 地方創生 宿泊施設 株式会社 観光
詳細はこちら

宿をショールームにできる新サービス「体験Eコマース」5月6日提供開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

エッジAI技術を提供する「Tokyo Artisan Intelligence」が資金調達
2024年11月5日、Tokyo Artisan Intelligence株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は4.1億円となりました。 Tokyo A…
ホテルに住めるサービス「Anyplace」が資金調達
アメリカを拠点とするAnyplaceは、資金調達を実施したことを発表しました。 1カ月単位でホテルの空き部屋を借りられるマーケットプレイス「Anyplace」を提供しています。 料金は安いところだと約…
【東京都】「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」補助金
東京都は、「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」の公募について発表しました。 エリア単位で観光関連事業者等が連携し、AI等先端技術を活用した観光地の面的な高付加価値化を図る取り組みを支援し…
Facebookの投稿をブログにするサービス「Beblog」がスタート
2020年1月22日、株式会社ズカンドットコムは、「Beblog(ビーブログ)」をスタートしたことを発表しました。 「Beblog」は、Facebookの投稿をブログとしてまとめるサービスです。 Fa…
「Bespo」に「ディップ」が出資 飲食店向け集約支援サービス「集客コボットfor SNS Booster」を提供開始
2023年10月4日、株式会社Bespoは、ディップ株式会社からの出資を受けるとともにOEM契約を締結したことを発表しました。 これに併せ、ディップから飲食店向け集約支援サービス「集客コボットfor …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集