創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月16日ARクラウドプラットフォーム「Pretia」が正式ローンチ

プレティア・テクノロジーズ株式会社は、2022年4月26日にARクラウドプラットフォーム「Pretia」を正式ローンチしたことを発表しました。
「Pretia」は、AR開発をより簡単にするクラウドサービスです。
現実とARの乖離・複数人での同時AR体験・開発コストの3つの課題を同時に解決することを目的としています。
「3Dスキャナアプリ」、「開発者コンソール」、Unity上へのマップ取り込み・ARコンテンツの埋め込みなどをサポートする「Pretia SDK」のツールセットを提供します。
機能としては、3Dマップの作成、3Dマップの拡張・合成、コンテンツオーサリング、開発チーム・メンバーの管理、自己位置推定(リローカリゼーション)、マルチプレイヤーなどを提供します。
登録と個人による開発は無料で、法人によるビジネス利用は問い合わせが必要となります。
—
VRやARなどのxR技術は次世代技術として開発が盛んに行われており、エンターテインメントへの活用だけでなく、不動産の内見や展示会などへの活用も進んでいます。
VR(Virtual Reality, 仮想現実)は、メタバースの流行などもあり、どんなものであるかを知っている人は増えていると思います。しかしARについてはよく知らない方も多いかもしれません。
AR(Augmented Reality, 拡張現実)とは、現実空間にデジタルデータ/コンテンツを重ね合わせて表示することで、現実空間を拡張する技術です。
Niantic社と株式会社ポケモンによって共同開発されたスマートフォン向け位置情報ゲームアプリ「Pokémon GO(ポケモンゴー)」は、社会現象と言われるほど流行しましたが、このゲームもARを活用したプロダクトのひとつです。
「Pokémon GO」では、スマートフォンのカメラを通じ、現実空間にポケモン(デジタルコンテンツ)を重ね合わせて表示させることができます。
また、位置情報を利用しており、特定の場所に行くということがゲームシステムに組み込まれています。
このように、現実とデジタルを融合させたものがARなのですが、ARでリッチな体験を提供するには開発難度が高いということが課題となっています。
プレティア・テクノロジーズは、ARクラウドプラットフォーム「Pretia」の提供によりこの課題を解決し、ARの活用を促すことを目的としています。
最新技術の開発には資金調達が重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 便利なサービス |
---|---|
関連タグ | 3D AR Pretia SDK Unity XR クラウド ツール プラットフォーム プレティア プレティア・テクノロジーズ ローンチ 株式会社 空間 開発キット 開発プラットフォーム |
便利なサービスの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年5月12日、株式会社日本M&Aセンターホールディングスは、株式会社日本政策投資銀行と共同設立した株式会社日本投資ファンドが運営する日本投資ファンド第1号投資事業有限責任組合が、株式会社PIZ…
2023年5月17日、Spiral.AI株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Spiral.AIは、大規模言語モデル(巨大言語モデル:LLM)の導入・活用を目指す…
2021年7月29日、株式会社ウルフは、「LISTUP」を2021年7月28日に正式リリースしたことを発表しました。 「LISTUP」は、良質なインフルエンサーを探せる無料マーケティング支援ツールです…
2022年6月29日、アクプランタ株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アクプランタは、植物をさまざまな環境ストレスから守るバイオスティミュラント資材を開発していま…
2021年7月6日、株式会社ANOBAKAは、戦略子会社である株式会社ANOBAKA Human Capitalを設立し、第1弾サービスとして「CROSS WORK」を開始したことを発表しました。 A…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…