「リアコネ」が廃棄予定在庫をクローズドマーケット内で特定事業者に販売するBtoB販売サービス「リアコネBOX」をローンチ

tool

2022年3月28日、株式会社リアコネは、「リアコネBOX」を開始することを発表しました。

「リアコネBOX」は、非耐久消費財メーカー(日用品、加工食品、化粧品など)がやむを得ず抱えてしまう廃棄予定在庫を買い取り、会員登録した特定の事業者(ガソリンスタンド、スポーツ関連団体、美容・エステ、整備工場、福祉施設など)のみを対象としたクローズドマーケットで販売するBtoB販売サービスです。

リアコネはほかに、非耐久消費財メーカーの廃棄予定品を小売店で購⼊したユーザーに、ポイント還元・キャッシュバックすることで日用消耗品の廃棄ロスを軽減するデジタルサービス「リアコネ」を運営しています。

非耐久消費財メーカー(日用品、加工食品、化粧品など)は、流行の移り変わりや、賞味期限・利用期限、困難な需要予測などにより、今後売れる見込みがない商品の在庫である滞留在庫を抱えてしまうことがよくあります。

この滞留在庫は倉庫を圧迫するので、コスト削減のために破棄することになります。一部の在庫は買い取ってくれる業者があるため、そのような在庫は売ることになります。

しかし近年、SDGsの推進などにより社会の環境に対する意識が変わり、廃棄せざるを得ない商品などをどうにかして救おうという動きが出てきています。

今回リアコネがローンチした「リアコネBOX」は、この滞留在庫を買い取り、クローズドマーケットで販売するサービスです。非公開で販売するため、ブランドの毀損を心配するメーカーも安心して利用することができます。

また、リアコネは提携メーカーの製品リニューアルなどにより廃棄間近の商品を掲載し、それを買ってくれたユーザーにポイントを付与するアプリ「リアコネ」も提供しています。

課題を解決するためには、スタートアップによる斬新なアイデアが必要となる時もあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考や手法、アイデアを思いついた時の話などを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ BtoB リアコネ リアコネBOX 在庫 廃棄 廃棄ロス 廃棄予定在庫 日用品 株式会社 滞留在庫 販売 非耐久消費財
詳細はこちら

日用消耗品メーカーの廃棄予定在庫を、必要な特定事業者に安値で配送!メーカーの製品廃棄コストと環境負荷を軽減するBtoB販売サービス 『リアコネBOX』 ローンチ

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アート作品の分割保有プラットフォーム「STRAYM」運営の「SMADONA」が資金調達
2020年2月17日、SMADONA株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、アート作品の分割保有プラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」のα版のサービス提供の開始も併せて発表…
バーチャルキャラクターとの対話型コミュニケーションサービス「cocoro:id」提供の「MOSHBIT.」が資金調達
2021年10月13日、株式会社MOSHBIT.は、資金調達を実施したことを発表しました。 バーチャルパートナーとの対話型コミュニケーションサービス「cocoro:id(ココロイド)」を提供しています…
医師向けAIアシスタント「MedGen Japan」を開発する「ニヒンメディア」が資金調達
2025年2月28日、ニヒンメディア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ニヒンメディアは、日本の医師のためのAIアシスタント「MedGen Japan(メドジェン ジャパン)」を開発・…
専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営する「オーナーズ」が1.8億円調達
2023年1月13日、オーナーズ株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーナーズは、専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営…
パーソナルドクターによる予防医療・生活改善プログラム「Wellness」展開の「ウェルネス」が6,500万円調達
2022年5月10日、株式会社ウェルネスは、総額約6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 予防医学知見・ビヘイビアヘルス(公衆衛生学)についても熟知したパーソナルドクターにより、予防・…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集