業務委託契約書作成ツール「契ラク by Sollective」がリリース

tips

2022年3月24日、株式会社ソレクティブは、「契ラク by Sollective」の提供を開始したことを発表しました。

「契ラク by Sollective」は、企業の採用担当者・フリーランス・副業ワーカー向けの業務委託契約書作成ツールです。

「準委任契約」と「請負契約」のどちらにも対応しており、これら契約書の作成・カスタマイズ・管理を簡単・スピーディに行うことができるツールです。

ソレクティブは、フリーランスと企業をつなぐ完全審査制プラットフォーム「Sollective」を運営しています。「契ラク by Sollective」は「Sollective」に登録していれば誰でも無料で利用することができ、また相手が「Sollective」を利用していなくても契約書を送信することが可能です。

「【ランサーズ】フリーランス実態調査 2021」によると、フリーランス人口は2018年の1,151万人から500万人ほど増加し、2021年には1,670万人となりました。この数は労働人口の24%であり、着実とフリーランスが増えてきていることがわかります。また、厚生労働省の資料によると副業を希望している雇用者数も年々増加傾向にあります。

多様な働き方が普及してきている中、企業でもフリーランスや副業人材と取引をすることも増えてくると考えられます。特にスタートアップでは創業期からフリーランスや副業人材を活用することが多いため、この領域においても業務効率化を図りたいところです。

一方で、日本ではまだフリーランスなどと書面で契約を締結しない企業も多く存在しています。しかし、世界的にガバナンス・コンプライアンス強化の流れにある中、書面での契約を締結しないことは大きなリスクです。トラブルを避けるためにも契約書は重要であり、それに伴い作成・管理を効率化するSaaSの重要性も高まっています。

ビジネスでは様々な法律が関わってきます。近年はガバナンス・コンプライアンスを重視する時代となってきていますので、スタートアップであってもきちんと法律を把握しておくことが肝心です。「冊子版創業手帳」では、創業期における気をつけておくべき法律について詳しく解説しています。また、無料で弁護士などの専門家も紹介していますので、ぜひご活用ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ フリーランス 副業 契約 契約書 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

腸内フローラ検査サービス「マイキンソー」を提供する「サイキンソー」が資金調達
2023年3月16日、株式会社サイキンソーは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」を運営する株式会社エニグモです。 サイキンソーは、腸…
“夢”がみんなの財産になるSNSを運営する「フィナンシェ」が2.4億円調達
2020年4月30日、株式会社フィナンシェは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人の夢がみんなの共有財産になるSNS「FiNANCiE」を運営しています。 夢を持つ人と…
生成AIを活用したサービスを開発・提供する「Sparticle」が5億円調達
Sparticle株式会社が、総額約5億円の資金調達を実施しました。 Sparticleは、WebサイトにAIアシスタントを導入できる「GPTBase」、コラボレーションツール「Felo」、リモートコ…
障害者への療育事業と就労支援事業を展開する「Gotoschool」が累計1億円調達
2022年12月27日、株式会社Gotoschoolは、累計1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、東京都渋谷区に東京都内2校舎目となる代官山校を開設したことも発表しています。 Goto…
ARエンターテインメント・コンテンツ開発の「ENDROLL」が資金調達
2019年7月17日、株式会社ENDROLLは、資金調達を実施したことを発表しました。 AR(拡張現実)技術を用いたエンターテイメント・コンテンツを企画・開発しています。 AR×リアル謎解きゲーム『渋…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集