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AIにより運送会社の配車管理・配送計画を自動化する「AI自動配車アシスタント LOG」提供の「Logpose Technologies」が4,000万円調達

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2022年3月1日、株式会社Logpose Technologiesは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

“世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する。”をミッションに、物流業界のDXに取り組んでいます。

第1弾として、AIを活用した最適化アルゴリズムである「LOG Algorithm」を開発し、これを活用した運送会社向けSaaS「AI自動配車アシスタント LOG」を提供しています。

「AI自動配車アシスタント LOG」は、AIによって運送会社の配車管理・配送計画を自動化するSaaSです。

ドライバーの勤怠、配送時間指定、車格指定などの複雑な条件を考慮した配車組みを、数十秒から数分程度で最適に出力します。

また、近くの車両・配送先をマッチングさせるアルゴリズムを搭載しているため、複数拠点にまたがった複雑な配車計画も作成可能です。

今回の資金は、エンジニア人材を中心とした人材採用の強化などに充当されます。

運送会社のうち約8割がトラック運送事業者となっています。

また、トラック運送事業者では99.9%が中小企業と、ほぼすべてが中小企業となっています。

そのトラック運送業界では、多重下請け構造とアナログな業務が大きな課題となっています。

他にも、新型コロナウイルス感染症の流行によってEC需要が増え小口配送が多くなりドライバーの負担が増えたこと、再配達が増加したことなどの課題が生じています。

一方で人手不足は改善されていないため、デジタル化・DXの推進の重要性がより一層高まっているのです。

Logpose Technologiesは、こういった物流業界の課題を解決するため、AIによって運送会社の配車管理・配送計画を自動化するSaaS「AI自動配車アシスタント LOG」を提供しています。

小口配送が増加すると配車や配送ルートの計画が非常に複雑になっていきます。

もし非効率的な配送ルートで業務を行っていると、燃料代が余計にかかってしまいますし、配送に時間がかかることで人件費も膨らんでしまいます。

配車・配送ルートを最適化することは大きな改善になるため、今後物流業界ではAIを活用した配車管理・配送計画の自動化・最適化の取り組みが進んでいくと考えられます。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

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