注目のスタートアップ

ビジネスニュースをAIによって分類して届ける「Anews」などを展開する「ストックマーク」が11億円調達

company

2022年8月9日、ストックマーク株式会社は、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ストックマークは、ナレッジシェア推進サービス「Anews」と、世界中のビジネスニュースをもとにAIが自動で事業環境を可視化するサービス「Astrategy」を提供しています。

「Anews」は、AI自然言語処理によって世界中の情報・ニュースを分類し、個人・チームの関心に最適な情報をレコメンドするサービスです。

提案された情報はチームメンバーに共有でき、「Anews」内でコメントを送り合うことができます。

これによりビジネスニュースを起点に組織のコミュニケーションの活性化を図ります。

「Astrategy」は、世界中のビジネスニュースをAIによって構造化し、人間では検知できない市場と競合の変化の兆しを可視化するサービスです。

ユーザーはAIによる分析結果をもとに戦略策定を行うことができます。

ビッグデータの80%以上は、人間が読んで理解するための非構造化データであるといわれています。

非構造化データとはテキスト・音声・画像のことであり、コンピューターはこれらのデータを上手く理解することができません。

そのためコンピューターを使ってこれらのデータを自動で整理したり分析したりすることが難しいため、人間の手によって情報をまとめる必要がありました。

しかし、AI技術の進展により、これら非構造化データについても高度な解析が可能となっています。

ストックマークは、最先端の自然言語処理技術を活用し、世界中のビジネスニュース・情報を分類し、ビジネスにおける情報収集・分析を支援するサービスを提供しています。

これまでビジネスにおける情報の活用は、情報収集にかかる時間が膨大であったことが課題となっていましたが、ストックマークのサービスを活用することで、自身が求めている情報を簡単に入手することが可能となります。

そのため人間は情報の分析・活用に注力でき、ビジネスにおける意思決定を加速させることができます。

さまざまな企業でデジタル化による業務効率化が進んでいます。こうした状況の中、さらに企業を成長させていくには、蓄積されるデータをどう活用するかが重要であり、そのための基盤を整備することも必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Anews Astrategy コミュニケーション ストックマーク ナレッジ ナレッジシェア ニュース ビジネス レコメンド 共有 可視化 情報 株式会社 構造化 自然言語処理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させたクロスソリューションを開発・提供する「ロビット」が2.5億円のコミットメントライン契約を締結
2023年12月8日、株式会社ロビットは、株式会社商工組合中央金庫と2億5,000万円のコミットメントライン契約を締結したことを発表しました。 ロビットは、AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させた…
わさびの自動栽培に取り組む「NEXTAGE」が資金調達
2024年10月1日、株式会社NEXTAGEは、資金調達を実施したことを発表しました。 NEXTAGEは、2019年から、わさび促成栽培技術の開発と、自動栽培の実現に向けた実証実験に取り組んでいます。…
双方向データ伝送プラットフォーム「intdash」などを展開する「アプトポッド」が「日立建機」と資本業務提携
2023年5月22日、株式会社アプトポッドは、日立建機株式会社と資本業務提携を実施したことを発表しました。 アプトポッドは、双方向データ伝送プラットフォーム「intdash」を核としたプラットフォーム…
アフリカの未電化・未電波地域に電気・通信を届ける「TUMIQUI」を展開する「シュークルキューブジャポン」が資金調達
2022年6月30日、株式会社シュークルキューブジャポンは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、関西電力グループのコーポレートベンチャーキャピタル・合同会社K4 Venturesと、シブ…
持続可能なイカ養殖システムを開発する「Kwahuu Ocean」が資金調達
2024年11月25日、Kwahuu Ocean株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Kwahuu Oceanは、持続可能なイカの養殖システムを開発しています。 沖縄科学技術大学院大学(…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集