注目のスタートアップ

マニュアル・ナレッジ管理アプリ「toaster team」運営の「noco」が1.3億円調達

company

2022年2月21日、noco株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

マニュアル・ナレッジ管理アプリ「toaster team(トースターチーム)」を運営しています。

業務マニュアル・動画マニュアル・社内用語・日報・議事録・ニュースなど業務に関する様々な業務手順やノウハウを作成・管理・共有し、社員・スタッフの即戦力化や業務効率化の向上を実現するクラウドサービスです。

文書・動画マニュアル共に、テキストの入力や編集を効率化するための機能を備えているため、外部ツールなどを必要とせず、このサービスひとつで、すべてのマニュアル・ナレッジを作成・管理・共有することが可能です。

今回の資金は、「toaster team」の新機能開発や、デジタルワークプレイスツール「n」ブランドの立ち上げ、人材採用の強化、マーケティング活動に充当される予定です。

以前からナレッジ(知識)の管理・共有は重要な課題のひとつとして認識されていました。

もし社内でナレッジの管理・共有が上手くいっていなければ、業務の属人化が進んでいき、社員が求職・退職した際にはその社員が持っていたノウハウが失われてしまうことになります。

またナレッジの管理・共有は、新型コロナウイルス感染症の流行によりテレワークが普及したことで、さらに重要なものとして考えられています。

テレワーク環境ではこれまでよりも気軽なコミュニケーションが困難になってしまったため、必要なときに必要な情報にアクセスできる環境を整備することが必要です。

ナレッジ管理・共有システムはこういった課題を解決するものとして、様々な企業・組織への導入が進んでいます。

nocoの「toaster team」は、ナレッジだけでなくマニュアルも一元的に作成・管理・共有できるアプリです。

このアプリを導入することでサービス業などクオリティの統一が必要な領域において、適切なマニュアル・ナレッジの作成・管理・共有が可能となります。

創業期はコストの面から、業務効率を向上させるツール・サービスを厳選して導入する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期に特化した社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ noco toaster team コミュニケーション トースターチーム ナレッジ ノウハウ マニュアル 情報 株式会社 業務効率化 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「JX通信社」が提供するニュース・アプリ「NewsDigest」の「新型コロナ感染事例マップ」が強化 「第三波アラート」の提供を開始
2020年11月12日、株式会社JX通信社は、「NewsDigest」上で提供している「新型コロナ感染事例マップ」を強化し、「第三波アラート」の提供を開始したことを発表しました。 「NewsDiges…
トークン・エコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」運営の「GINKAN」が2.8億円調達
2020年6月2日、株式会社GINKANは、総額約2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 トークン・エコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営しています。 AIがグルメ通の口…
エンタメ分野に特化したコンテンツファイナンス事業を展開する「クエストリー」が2.6億円調達
2025年6月20日、株式会社クエストリーは、総額2億6000万円の資金調達を発表しました。 クエストリーは、エンタメ分野に特化したコンテンツファイナンス事業を展開しています。具体的には、アニメやゲー…
PRと顧客体験を基軸としたマーケティング支援の「マテリアルグループ」とスタートアップ広報の専門家集団「PRAS」が資本業務提携
2022年11月1日、マテリアルグループ株式会社は、株式会社PRASと、資本業務提携契約を締結し、株式を取得したことを発表しました。 マテリアルグループは、グループ会社を通じ、主にマーケティングに関連…
物件提案サービス「Dr.Asset レコメンダー」など提供の「エステートテクノロジーズ」が1.5億円調達
エステートテクノロジーズ株式会社は、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社です。 AI技術を活用し、不動産取引のニューノーマルを創…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集