オンライン試着の「Virtusize」がファッションディスカバリーエンジン「FittingRoom」をリリース

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2022年2月17日、株式会社Virtusizeは、「FittingRoom」を正式に提供開始したことを発表しました。

「FittingRoom」は、ユーザーの希望するサイズ、着心地、スタイル、価格から最適なアイテムを瞬時に表示し、ユーザーに新たなファッションディスカバリー体験を提供する検索エンジンサービスです。

先行して、株式会社丸井が運営する「マルイのネット通販 マルイウェブチャネル」に提供しています。

Virtusizeは他に、商品のサイズデータを使用して「商品と手持ちのアイテム」や「商品と自分の体」のイラストを重ね合わせることでサイズを比較できるオンライン試着サービス「Virtusize(バーチャサイズ)」を提供しています。

ファッションアイテムは自身の身体にフィットするサイズ感が重要です。

そのためアパレル業界ではECがあまり普及しなかったのですが、オンライン試着など新たな技術の導入や、サイズ違いによる交換無料などの施策を打ち出すアパレルECの登場により堅調に成長しています。

しかし、サイズ違いによる交換が増えるとオペレーションの手間も増え、その分人件費がかかってしまいます。

そのため、ECサイト上でユーザーに最適なサイズを選ぶことのできる技術・ソリューションが強く求められています。

そんなソリューションのひとつである、Virtusizeの提供するオンライン試着サービス「バーチャサイズ」は、自分の持つファッションアイテムや自分の身体のサイズを登録することで、商品のサイズ感を比較することができるサービスです。

数多くのアパレル企業に導入され、ユーザー数の増加、返品数の減少などに貢献しています。

そして今回リリースされた「FittingRoom」は、「バーチャサイズ」の運営によって蓄積されたフィッティングデータを活用した、高度な検索エンジンサービスとなります。

今後、どのようなアパレルECに導入されていくのか注目が必要です。

ECサイトはプロダクト販売のチャネルとして重要な存在です。ただ販売するだけでなく、企業・ブランドの価値観を発信するためのものとして活用することもできます。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるECサイトの導入について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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