「Non Brokers」が仲介手数料無料で家を購入できる不動産購入プラットフォーム「チョク買い」をローンチ

tips

2022年2月10日、Non Brokers株式会社は、「チョク買い」をローンチしたことを発表しました。

「チョク買い」は、仲介⼿数料無料で家を購⼊できる不動産購入プラットフォームです。

全国の不動産会社が保有する物件・土地を直接購入するため、仲介手数料が無料となります。

また不動産会社からリフォームやリノベーションのこだわりについて細かく聞くことができるのも特徴となっています。

その他にも、希望条件を登録することで新着物件をレコメンドする「チョク買いロボ通知」により物件探しを支援しています。

Non Brokersは他に、不動産売却プラットフォーム「いえうり」を運営し、売主と最適な不動産会社のマッチングを支援しています。

物件探しでは不動産ポータルサイトを利用することがもはや普通となりました。

スマートフォンひとつで全国の物件が閲覧できるため、空いた時間に自分の求める物件を探すことができます。

また近年は仲介手数料を削減したいという消費者のニーズもあり、たとえば中古住宅の売買においては、売主と買主を直接マッチングするサイト/サービスも登場しています。

他にも不動産物件としては、不動産会社が保有する⾃社売主物件というものがあります。

不動産会社が中古住宅を購入しリフォームやリノベーションを行って再販するという物件です。

こういった不動産会社が保有する物件についても仲介を挟むことが一般的だったのですが、手数料が無料となる直接の売買を望む消費者が多くなったことで、不動産会社が直接取り扱うことも増えてきました。

不動産仲介としても、こういった時代の流れや仲介手数料の低下もあり、仲介業ではなく自社で直接物件を取り扱う方向にシフトしている企業も出てきています。

しかし⾃社物件を売却するにあたってポータルサイトはデメリットも多くあります。

たとえば細やかな情報を掲載できないこと、多数の物件情報に埋もれてしまって買主に見つけてもらいにくくなることなどがデメリットといえます。

Non Brokersは、こういった時代の流れを見据え、また不動産会社・消費者双方の課題を解決するため、不動産の売却と購入が連携したプラットフォームを構築し、不動産売買における新たなエコシステムの実現を目指しています。

Non Brokers株式会社のコメント

このニュースを受けまして、Non Brokers株式会社よりコメントが届きました。

・今回の新サービスの売りは何ですか?

やはり、不動産会社から直接買えることで仲介手数料が無料になることです。

また、リフォーム住宅は人気の物件であれば、売出し開始から1週間以内に買付が入ることも多いため、チョク買いロボ(新着通知)をご利用いただき、早期に良質の物件に出会えることもメリットです。

・今後の展望を教えてください。

2023年、登録買主候補数2万人、成約数は1,000件/年を目指しています。
不動産売却プラットフォーム「いえうり」と、新サービス「チョク買い」の相乗効果で、不動産売買エコシステムの実現を目指します。

・読者へのメッセージをお願いします。

不動産購入は、ご自身で探される方も増加していると思います。

チョク買いはまだリリースしたばかりのサービスで物件数が多いとは言えませんが、多数の不動産会社ネットワークは保持しており、前向きに提携を進めていますので、チョク買いロボへのご登録をいただければ、良質の不動産に出会えるチャンスは確実に向上します。

不動産はご縁です。チョク買いは良縁をお繋ぎできる仕組みですので、引き続きチェックしていただければ嬉しいです。

起業にはオフィスが必要となります。しかし初めての起業の場合、どのようなオフィスを選べばいいのかわからないこともあるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめするオフィスの形態について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ いえうり チョク買い マッチング リノベーション 不動産 不動産仲介業 中古住宅 仲介 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

サブサハラアフリカの小規模農家向けサプライチェーン効率化事業展開の「Degas」が2.4億円調達
2020年11月2日、Degas株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 サブサハラアフリカ (アフリカのサハラ砂漠以南地域) の小規模農家向けに農業サプライチェーン…
不動産業界向け商談支援サービス「DiSIM」を提供する「ディシム」が資金調達
2022年9月16日、株式会社ディシムは、資金調達を実施したことを発表しました。 ディシムは、不動産商談支援サービス「DiSIM(ディシム)」を提供しています。 マンションなどの不動産販売における商談…
ママのための訪問美容サービス「Liun. by trip salon un.」 訪問着付け×出張フォトがセットになった新サービスをリリース
2022年2月7日、株式会社un.は、「Liun. by trip salon un.」において、訪問着付け×出張フォトをセットにした新サービスを2022年2月11日から提供開始することを発表しました…
飲食店向けに野菜・果物などの食材を配送する「ベジクル」が資金調達
2024年2月29日、ベジクル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ベジクルは、業務用野菜の卸売や、青果流通事業者の出荷準備までの事務オペレーションのオンライン受託(BPaaS)、飲食店…
IoT/AI遠隔点検クラウド・サービス「LiLz Gauge」運営の「LiLz」が2.5億円調達
2021年2月9日、LiLz株式会社は、約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 IoT/遠隔点検クラウド・サービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」を開発・提供しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集