「Global Mobility Service」が「スルガ銀行」と業務提携 Web完結型自動車ローンの提供を開始

tips

2022年2月14日、Global Mobility Service株式会社は、スルガ銀行株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。

今回の提携により、「オートローン(MCCS付き)目的別ローン<カード型>」に日本全国への試験的な提供を開始しました。

Global Mobility Serviceは、IoTデバイス(MCCS)を自動車に搭載し管理することで、ローン審査に通過できず車が持てなかった人びとの与信力を高め、ファイナンスの機会を創出するFintechサービスを提供しています。

「オートローン(MCCS付き)目的別ローン<カード型>」は、既存の審査判断基準ではローンを活用することができず必要な車両を入手できない人びとに向けたオートローンです。

対象は日本全国の新車・中古車で、申込から契約の締結までWeb完結であることを特徴としています。

Global Mobility Serviceによると、世界にはローンやファイナンスを利用できない低所得層・貧困層が17億人存在しています。

また、車さえあれば働くことができるという人びとも少なくはありません。

しかし、従来のローン商品では、過去のローン返済状況などを重視する審査方法が一般的で、審査を通過しづらい人が出てきてしまいます。

日本においては、オートローンの審査に通過できず自動車を購入できない人口は年間約200万人にものぼるそうです。

このような人のなかでも、現在では安定して収入を得ることができる、もしくはローンを受けることで安定して収入を得ることができるという人もいるため、新たな仕組みが求められていました。

Global Mobility Serviceは、IoTを活用することでこういった人びとの与信力を高める仕組みを構築し、ローン・ファイナンスの機会を提供することにより、低所得・貧困を抜け出すことを支援しています。

Global Mobility Service株式会社のコメント

このニュースを受けまして、Global Mobility Service株式会社よりコメントが届きました。

・今回のサービスの売りはなんですか?

ご利用者様のニーズにあわせ、中古車の取り扱いを全国に拡大したこと、WEB完結により利便性を実現したことです。

・今後の展望を教えてください。

日本において、真面目に働く意思があるにもかかわらず、これまで金融サービスにアクセスできなかった人々に寄り添う「金融包摂」を実現することです。

・読者へのメッセージをお願いします。

真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創るべく、アジア4か国でサービスを展開しています。私たちとともに、新たな金融の実現に取り組んでくださると幸いでございます。

融資は事業を開始するにあたって重要な資金です。累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資を申し込む際のノウハウや、金融機関が提供する支援の活用法などを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ Fintech Global Mobility Service IoT オートローン オートローン(MCCS付き)目的別ローン サービス スルガ銀行 ファイナンス リース ローン 与信 株式会社 業務提携 自動車 自動車ローン 金融
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

栄養士監修の手作りお弁当注文サービスを運営する「PECOFREE」が資金調達
2023年8月7日、株式会社PECOFREEは、資金調達を実施したことを発表しました。 PECOFREEは、栄養士監修の手作りお弁当注文サービス「PECOFREE(ペコフリー)」を運営しています。 学…
インテントデータ(興味関心データ)を活用したBtoBセールスインテリジェンス「Sales Marker」がリリース
2022年7月11日、CrossBorder株式会社は、新サービス「Sales Marker(セールスマーカー)」を提供開始したことを発表しました。 「Sales Marker」は、顧客の興味関心のデ…
SaaS向けカスタマー・サクセス管理プラットフォーム提供の「HiCustomer」が1.5億円調達
2019年12月11日、HiCustomer株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaS向けに特化した、カスタマー・サクセス・プラットフォーム「HiCustom…
微生物群「コムハム」を使用した生ゴミ処理技術を提供する「komham」が資金調達
2022年10月21日、株式会社komhamは、資金調達を実施したことを発表しました。 komhamは、独自開発の微生物群「コムハム」の研究と、「コムハム」を使用したバイオリサイクルシステム/技術を提…
中⼩型IT事業のM&Aとロールアップを⾏う「FUNDiT」が9.6億円調達
M&A(企業の合併と買収)は、多様な経営戦略の一環として活用される手法です。 日本では、バブル崩壊後に海外企業による日本企業の買収が相次ぎ、当初は「身売り」といった否定的なイメージを伴うこともありまし…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集