創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年1月31日バーチャル空間構築プラットフォーム「XR CLOUD」など展開の「monoAI technology」が7.5億円調達

2022年1月31日、monoAI technology株式会社は、総額7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
バーチャル空間構築プラットフォーム「XR CLOUD」や、スマートフォン向け・コンシューマー向けゲーム開発事業、ゲーム開発におけるテストサービス「AIQVE ONE(アイキューブワン)」を展開しています。
「XR CLOUD」は、大人数同時接続可能なバーチャル空間のビジネス活用を支援するサービスです。
専用のVRデバイス以外にも、スマートフォン・PCで利用できる大規模同時接続が可能なVR空間サービスの構築などを実現するサービスです。
個別の企業ニーズにカスタマイズしたバーチャル空間上でのイベントの企画・制作・開発・運営サービスを提供しています。
就職セミナー、新商品発表会、会議・カンファレンスなど様々な用途で利用することができます。
今回の資金は、「XR CLOUD」の開発と事業強化の推進に充当されます。
Facebookがメタバース事業に注力する姿勢を示すため社名をMetaに変更したことにより、メタバースはバズワードになりつつあります。
メタバース(Metaverse)とは、大雑把にいえばインターネット上に構築された仮想空間のことを指します。
将来的には現実空間を完全に代替する、もしくは拡張する仮想空間を構築し、身体的な制限を取り払うことで人間の活動を自由にすることを目的としています。
インターネットの次の形でもあると言われており、メタバースから行政サービスなどにアクセスが可能となれば、福祉としても機能すると考えられます。
現在の仮想空間技術は、新型コロナウイルス感染症の流行によって現実空間でのイベントの開催が難しくなったことにより注目が集まっています。
ビジネスにおいては、大規模商談会・展示会や、採用系のイベント、新商品発表会など様々な用途で活用されています。
場所・天候を問わずに参加可能であること、現実空間では不可能な演出ができることなどがメリットであり、今後コロナが収束したとしてもイベントの性質によって使い分けられていくと考えられます。
展示会は企業と来場者がコミュニケーションをとれる貴重な場です。「冊子版創業手帳」では、展示会の活用方法について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AIQVE ONE monoAI technology VR XR XR CLOUD ゲーム バーチャル プラットフォーム メタバース 株式会社 空間 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年7月17日、株式会社ENDROLLは、資金調達を実施したことを発表しました。 AR(拡張現実)技術を用いたエンターテイメント・コンテンツを企画・開発しています。 AR×リアル謎解きゲーム『渋…
2021年11月29日、oVice株式会社は、Zoom Video Communications, Inc.と業務提携契約を締結したことを発表しました。 oViceは、バーチャル空間「oVice(オヴ…
2023年6月30日、株式会社Godotは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Godotは、独自開発の行動変容AI「ナッジAI」を活用し、市民のがん検診や特定健診の受診率…
2024年6月12日、PIAZZA株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PIAZZAは、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」の開発・運営や、コミュニティ型スペースの…

