創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月1日営業に特化した顧客データプラットフォーム「TranSales」提供の「スマスマ」が6,000万円調達

2021年11月1日、株式会社スマスマは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
将来の見込顧客を予測し、精度の高い顧客情報を提供する顧客データプラットフォーム「TranSales」(β版)を提供しています。
保有している企業リストとスマスマの独自顧客データベースを結合させることで見込み顧客を自動で予測し、適切なタイミングでのアプローチを実現します。
これにより、効果的なマーケティングと営業施策の立案・実行が可能となります。
今回の資金は、エンジニア人材の採用や、データ製造の体制強化に充当されます。
将来顧客になる可能性を秘めたターゲットには、見込み顧客と潜在顧客の2種類があります。
両者は混同されることが多いのですが、明確に違う属性を持つターゲットです。
見込み顧客とは、たとえば資料を請求していたり、メールアドレスを登録している、無料サービスを利用しているなど、商品・サービスに関心を持っている顧客を指します。
潜在顧客とは、自社の商品・サービスのことを知らない、もしくは必要性を感じていないのですが、商品・サービスのことを知ると見込み顧客に変化する可能性を持つ顧客を指します。
このように大きく違った属性を持つターゲットであるため、マーケティングを行う際は、両者ともに違ったアプローチが必要です。
顧客に対し最適なアプローチを行うためには、CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)などのツールを利用します。
なかでも注目されているのが顧客データプラットフォーム(カスタマーデータプラットフォーム、CDP)です。
CDPは、様々な顧客データを統合管理し、マーケターによるマーケティング施策に活用することができる顧客データを提供するプラットフォームを指します。
CRMは既存顧客のデータを収集することを主とするのに対し、CDPは既存顧客だけでなく見込み顧客も管理の対象とすることが特徴的です。
CDPはCRMの発展型であるため、今後CRMが普及していったようにCDPも普及すると考えられます。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | CRM 営業 株式会社 資金調達 顧客データ |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月8日、株式会社Logomixは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Logomixは、東京工業大学発の合成生物ベンチャーです。 ゲノム大規模構築技術「Geno-Writi…
2023年5月15日、エーアイシルク株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エーアイシルクは、高機能な導電性繊維「LEAD SKIN」を開発・製造する東北大学発スタ…
matsuri technologies株式会社は、東急不動産ホールディングス株式会社が出資するCVCファンド(GP:SBIインベストメント株式会社)からの資本参画を実施したことを発表しました。 ma…
2021年11月29日、oVice株式会社は、Zoom Video Communications, Inc.と業務提携契約を締結したことを発表しました。 oViceは、バーチャル空間「oVice(オヴ…
2024年1月9日、VALT JAPAN株式会社は、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 VALT JAPANは、障害や難病のある就労困難者に特化したDXプラットフォーム「N…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

