注目のスタートアップ

注文住宅間取りをスマホから依頼できる「madree」など展開の「スタジオアンビルト」が1.3億円調達

company

2021年10月13日、スタジオアンビルド株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

注文住宅の間取りをスマホで依頼ができる「madree(マドリー)」と、建築設計のクラウドソーシングサイト「STUDIO UNBUILT(スタジオアンビルト)」を運営しています。

「madree」は、設計の知識がなくても、自分の暮らしに合った質の高い間取りを「STUDIO UNBUILT」に登録する建築家に依頼できるサービスです。

今回の資金は、エンジニアなどの人材の獲得や、マーケティング、既存事業の改善、間取りデータを活用した新規サービスの開発、ハウスメーカー・住宅関連企業との提携の強化に充当されます。

注文住宅は建売住宅や中古住宅と違い、自分たちで理想の家を建てることができます。

しかし完成した建物を事前に確認することができないため、事前にイメージしていたものと違うことがあり、不満を抱くケースが多々あります。

注文住宅を建てる際、ハウスメーカーや工務店に頼むことになりますが、間取りはそこの会社に所属している建築家・デザイナーが設計することとなります。またそもそも間取り作成の専門家がいないこともあります。

この建築士との相性がよくない場合、こちらの要望が通りづらかったり、ハウスメーカー・工務店がいう土地や空間の制約に引っ張られ、思い通りの設計ができなかったりします。

この課題を解決するためには、自分たちにとって信頼できる建築士に間取りの作成を依頼することです。

間取り作成のニーズは高いようで、専用のアプリや、大手ハウスメーカーが提供するサービスなどいくつも確認できます。

住宅の購入は、人生でそう何度もある買い物ではなく、一度きりということもあります。

この大きな買い物において、間取り作成が重要な位置を占めていることを多くの人びとに発信できれば、家を建てる際には建築士・デザイナーに間取り作成を依頼するという意識が根づくでしょう。

起業の際にはオフィスが必要となりますが、オフィス環境は生産性にも影響します。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめのオフィス形態や、オフィス選ぶ際の注意点などを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ madree STUDIO UNBUILT スタジオアンビルド デザイナー マドリー 住宅 建築 建築士 建築家 株式会社 注文住宅 資金調達 間取り
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIスマートホームカメラ「ATOM Cam」の「アトムテック」がAI電話サービスの「ディライト」と提携
2021年9月22日、アトムテック株式会社は、株式会社ディライトと提携したことを発表しました。 アトムテックは、AIスマートホームカメラ「ATOM Cam」を展開しています。 ディライトは、AI電話サ…
つけっぱなしが可能な配管減肉モニタリングシステム展開の「CAST」が4,000万円調達
2022年4月4日、株式会社CASTは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CASTは、熊本大学の研究成果である「ゾルゲル複合体圧電デバイス」技術を活用した耐熱性とフレキシブル…
オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」提供の「NearMe」が5億円調達
2020年10月8日、株式会社NearMeは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」とその空港版「nearMe.Airport(ニア…
デジタルテクノロジーを用いたデザイン思考・手法を学べる設計者向けオンラインプラットフォーム「EMARF CONNECT」がローンチ
2022年6月10日、VUILD株式会社は、「EMARF CONNECT」をローンチしたことを発表しました。 「EMARF CONNECT」は、デジタルテクノロジーを用いたデザイン思考・手法を学び、実…
「Acompany」がデータ連携の課題を解決するプライバシーテックサービス「AutoPrivacy」をリリース
2022年4月13日、株式会社Acompanyは、「AutoPrivacy」をリリースしたことを発表しました。 Acompanyが提供する「AutoPrivacy」は、データコラボレーションの課題を一…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集