注目のスタートアップ

現場の音声コミュニケーションソリューション提供の「BONX」が7億円調達

company

2021年9月6日、株式会社BONXは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。

グループトークソリューション「BONX WORK」と、専用イヤフォンである「BONX Grip」・「BONX mini」・「BONX BOOST(2022年発売予定)」を提供しています。

「BONX」シリーズは、スキー・スノーボードなどのアクションスポーツの際に、仲間とのコミュニケーションを行うために開発されたツールです。

インターネットを介して通話を行いますが、常時接続されているわけではなく、通話を行う時だけ通信を行うことを特徴としています。

これにより、電波の弱いアウトドア環境でも快適に使用することができます。また、騒音や風切り音を抑制する機能も搭載しています。

2017年12月からは法人向けサービスを提供しており、小売・介護・飲食・宿泊・病院・建築現場・リモートワークなど、様々な現場でチームのコミュニケーションのために利用されています。

法人向けサービス「BONX WORK」では、会話内容を録音・テキスト化して保存・通知する機能など、業務に活用できる機能を提供しています。

今回の資金は、様々な音声ソリューションと連携できる、オープンな音声コミュニケーションプラットフォームの開発の推進や、「BONX WORK」の機能拡充などに充当されます。

新型コロナウイルスの影響により、多くの企業ではチャットツールやビデオ通話アプリが急激に普及しました。

しかし現場では、チャットツールやビデオ通話アプリは使いづらいシチュエーションが多く、電話やトランシーバー(インカム)でのコミュニケーションが主流となっています。

電話の場合はいちいち掛けなくてはならないこと、トランシーバーの場合は距離の制限があることなど、いくつもの課題があります。そのため現場のコミュニケーション方法には多くの改善の余地が残っています。

ICTは様々な業務を効率化してくれます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BONX BONX Grip BONX mini BONX WORK ICT コミュニケーション ソリューション 株式会社 現場 資金調達 音声
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

VRライブ・プラットフォーム「VARK」運営の「ActEvolve」が資金調達
2020年3月4日、株式会社ActEvolveは、資金調達を実施したことを発表しました。 VRライブ・プラットフォーム「VARK」を運営しています。 バーチャル・アーティストのパフォーマンスを、自分が…
蓄電池検査システムなどの実用化を目指す「Integral Geometry Science」が45億円調達へ
2024年1月23日、株式会社Integral Geometry Scienceは、総額約45億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、SBIインベストメント株式会社を引受先とした…
英語学習アプリ運営の「ポリグロッツ」が1億円調達
2020年1月15日、株式会社ポリグロッツは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 学習者が自分の好きなコンテンツを使って英語学習できるアプリ「POLYGLOTS」を開発・提供しています…
音声コミュニケーション・ツール提供の「BONX」が3.1億円調達
2020年4月27日、株式会社BONXは、総額約3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人向けコミュニケーション・アプリ「BONX for BUSINESS」や、ヘッドセット「B…
宇宙バイオ実験サービスを開発する「IDDK」が2.4億円調達
2023年12月4日、株式会社IDDKは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 IDDKは、光学技術と半導体技術の融合により従来の顕微鏡とは全く異なる原理の革新的な顕微観察技…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集