注目のスタートアップ

出世払い型(ISA)テックセールス養成スクール「TECH SALES CAMP」開発の「WorX」が4,000万円調達

company

2021年7月29日、WorX株式会社は、総額約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

出世払い型(ISA)テックセールス養成スクール「TECH SALES CAMP」を開発しています。

販売・サービス業従事者向けに、業界・職種未経験から成長産業の営業関連職へのキャリアチェンジを実現する、テックセールス養成スクールです。

ISA(Income Share Agreement)という、教材購入などを除き、在学中の学費や入学金などの初期費用が一切発生せず、卒業後に就職した企業の年収によって支払金額が決定される支払いスキームを採用しています。

所得による教育格差を是正するモデルとして米国などで注目・採用されています。

「TECH SALES CAMP」では、希望の会社・職種での就職決定後に、理論月収の10%を24カ月支払う設定としています。

開校は、2021年10月を予定しています。

ISAは、米国のブートキャンプ型のプログラミングスクールから始まった、新たな契約モデルです。

その後、いくつかの大学やプログラミング教育を行う職業センターなどだけで採用されていましたが、学生の学費ローン返済が社会問題になるにつれ、学校教育の基本的なモデルするかどうかといった議論も行われるようになっています。

ISAを採用すると、教育を行った学生が順当に就職し、かつミスマッチを起こさないことを前提としたビジネスモデルになります。

そのため難しいビジネスになるかもしれませんが、サービス(教育)の質を上げるということに重点が置かれ、質の高い教育サービスだけが生き残っていくということになります。

また、ISAは学生にとっては経済的リスクが低いため、他の教育サービスと比べて競争力があり、もしかしたら市場原理的にISAが基本的なモデルとなるかもしれません。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Income Share Agreement ISA TECH SALES CAMP WorX キャリア キャリア・チェンジ スクール テックセールス 出世払い 営業 教育 株式会社 資金調達 転職
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタルアセットの会計・税務・データ管理サービスを提供する「Aerial Partners」が2.7億円調達
2023年9月4日、株式会社Aerial Partnersは、総額約2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Aerial Partnersは、暗号資産(仮想通貨)を中心とするデジタ…
電気自動車充電サービス「WeCharge」を展開する「ユビ電」が資金調達
2023年11月27日、ユビ電株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズBラウンド合計で約10億円を調達しています。 ユビ電は、EV充電サービス「WeCharge」を展開しています。…
二酸化ゲルマニウム(GeO2)を用いた半導体基板・パワーデバイスの研究開発を行う「Patentix」が5,000万円調達
2023年8月31日、Patentix株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 atentixは、立命館大学の金子健太郎教授 RARAフェロー(Patentix取締役CT…
京都でシェアサイクル「PiPPA」を展開する「Clew」が資金調達
2022年6月6日、株式会社Clewは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社京都銀行と京銀リース・キャピタル株式会社が協働で設立した「京銀未来ファンド3号 for SDGs」と、…
サブスク向けのAIを用いたLTV/解約率改善ツール提供の「KiZUKAI」が8,000万円調達
2020年7月13日、株式会社KiZUKAIは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 サブスクリプション・サービス向けの、LTV/解約率を改善するためのツール「KiZUKAI」を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集