創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年6月17日自立分散システムを活用したキー(鍵)テクノロジーの「ビットキー」が32億円調達
2021年6月16日、株式会社ビットキーは、総額32億円超の資金調達を実施したことを発表しました。
自律分散型システムを活用したデジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」と、それを活用したスマートロック「bitlock」や、コネクトプラットフォーム「homehub」などのサービスを展開しています。
スマートロック事業においては、単なる高性能な鍵を提供するだけでなく、住宅やオフィスなど多様な領域において、ヒト・モノ・サービス・空間をつなげることで新たな価値を生みだすプラットフォームの構築と提供を目指しています。
2020年からはこの構想の実現に向け以下の2つのサービスを提供しています。
・サービスとモノの間にある分断をなくしシームレスにサービスを利用できるようにする暮らしの領域のコネクトプラットフォーム「homehub」
・オフィス・工場・店舗など働く空間において既存設備やITシステムなど、あらゆるものをつなげることでヒトと仕事の間にある分断をなくし新しい働き方を支援する仕事の領域のコネクトプラットフォーム「workhub」
今回の資金は、「homehub」・「workhub」の事業推進などに充当されます。
スマート・ロックは単なるセキュリティにとどまらず、様々な用途に応用することができます。
たとえば介護の領域では、被介護者の外出状況を把握することで、認知症の徘徊を発見することができます。
ビットキーにおいては「workhub」で、遠隔で鍵を配信することによる柔軟性のある働く場所の実現や、入退室をトリガーとした人材・業務管理、空間管理を実現しようとしています。
スマートロックなどのIoTはオフィスの快適性や生産性を向上してくれます。「冊子版創業手帳」では、創業期のオフィスの選び方や、スタートアップにおすすめのオフィス形態について解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | bitkey platform bitlock homehub workhub コネクト・プラットフォーム システム スマート・ロック テクノロジー デジタル ビットキー 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
Sparticle株式会社が、総額約5億円の資金調達を実施しました。 Sparticleは、WebサイトにAIアシスタントを導入できる「GPTBase」、コラボレーションツール「Felo」、リモートコ…
2022年10月11日、株式会社CaTeは、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社サムライインキュベートが運営するファンドです。 直近では、2022年3月10日に1…
2022年1月26日、株式会社enechainは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人向けのエネルギー商品のオンライントレーディングプラットフォーム「eSquare」、世界中の…
2022年11月14日、杉のチカラ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 杉のチカラは、杉の人工林の整備放棄問題(森林荒廃)を解決するため、杉の化学成分を利活用したペット用品を開発・展開し…
2022年4月7日、ファイトケミカルプロダクツ株式会社は、総額3,770万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファイトケミカルプロダクツは、東北大学大学院工学研究科北川尚美教授が開発したイオン…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…