EC特化型のAIシステム開発の「LISUTO」が「佐川急便」と資本業務提携　EC事業者向けソリューションを提供

2021年4月20日、LISUTO株式会社は、佐川急便株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

LISUTOは、スラエルに開発拠点を構え、商品詳細などのテキストからタグを自動登録するAIタッガーなど、EC特化型のAIシステムの開発・提供を行っています。

佐川急便は、出荷支援や発送荷物のトレーサビリティ、決済サービスなどを提供する「スマートクラブ for business」や、自社サービス機能の一部を外部に開放するAPI連携を活用したサービス展開「スマートAPI」など、EC事業者を支援するサービスを提供しています。

今回の提携により、LISUTOのサービスを実装し、EC事業者に対するサービス領域とソリューション・メニューを拡大します。

また、LISUTOの販売体制を整備し、顧客のEC事業展開サポートの強化を図ります。

2019年度における、EC化率（全商取引の中でECサイトが占める割合）は、BtoCにおいて6.76%と、低い割合となっています。

しかし年々成長していることや、新型コロナウイルスの影響により、ネット販売の需要が伸びています。

ECでの売上を向上させるためにはマーケティングも重要ですが、顧客体験の向上も重要です。

そのため、最適なサイトの導線を設計したり、チャットボットなどを利用した質の高い接客を実現するサービスのニーズが高まっています。

ECサイトに導入し新たな顧客体験を提供できるサービスがつぎつぎと誕生しています。ECサイトを自社で構築することは、ブランディングの面でも有効かもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるECサイトの導入について詳しく解説しています。