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発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」が「農林中央金庫」から出資受け入れ

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2021年3月25日、DAIZ株式会社は、農林中央金庫からの出資を受け入れたことを発表しました。

DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。

大豆の発芽という生理現象を応用した技術により、余分な添加物や加工助剤を使用せずに、肉に近い食感・風味を実現しています。

また、独自の製造プロセスによって原価低減を実現しているため、牛肉・豚肉・鶏肉に対し価格競争力があることも大きな特徴です。

農林中央金庫は、JAグループネットワークを活用した国産大豆の調達や、商品開発・市場開拓、「ミラクルミート」の海外輸出・市場開拓などの分野で協業します。

世界的な人口の増加により、早くて2030年にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めると予想されています。これをタンパク質危機と呼びます。

持続可能なタンパク質の提供なため、藻類や、大豆、昆虫を利用した食品の開発が行われています。

大豆を利用した植物肉・代替肉はすでに市場に出回っています。しかし多くの植物肉は肉としての食味を表現するため、多くの添加物が使用されていたり、価格的にもまだ主要な肉よりも高い場合があります。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ DAIZ タンパク質危機 ミラクルミート 出資 大豆 株式会社 植物肉 資金調達 農林中央金庫
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