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現場改善プラットフォーム提供の「カミナシ」が11億円調達

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2021年3月4日、株式会社カミナシは、総額約11億円の資金調達を実施したことを発表しました。

現場管理業務のデジタル化から改善までサポートする現場改善プラットフォーム「カミナシ」を提供しています。

工場・店舗などの現場において、紙・エクセルで行われていた点検記録・作業記録などの手書きの情報をデータ化し、集計・報告・改善までの現場管理業務を業務アプリにできるサービスです。

ノーコード(プログラミング不要)で業務アプリを作成できるため、誰でも利用することができます。

今回の資金は、「カミナシ」の開発や、採用・組織体制の強化に充当されます。

工場などの現場においては、未だ紙の書類が利用されているケースが多数見受けられます。

ペーパーレス化は、ミスの削減、データ活用、人件費削減、用紙代・インク代の削減、セキュリティ対策など、様々なメリットがあります。

現場のペーパーレス化が他業種と比べて遅れている要因としては、既存システムが変わることによる心理的な抵抗、現場ごとに統一されていない書式、ツールの使い方の教育ができない、などが挙げられます。

そのため現場のデジタル化のためにはこれらの課題を一挙に解決できるようなツールが必要となります。

また、経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX化が成功しなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。このようにDXは現場に限らず、どの業界でも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ データ デジタル化 プラットフォーム ペーパーレス化 改善 株式会社 現場 管理 記録 資金調達
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