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体調データを基に研究・解析を行う研究開発型ベンチャー「HERBIO」が1.2億円調達

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2021年1月20日、株式会社HERBIOは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

HERBIOは、自身の研究により直腸温(深部体温)と臍部周辺温度の相関性を確認しています。

臍部周辺温度を計測できるウェアラブル・センサーの開発を行っています。また、センサーで取得したデータを基に研究・解析も行っています。

また、毎日の基礎体温管理をシンプルに行えるアプリ「HERBIO(ハービオ)」を提供しています。

今回の資金は、開発中のウェアラブル・センサーの量産化や、研究者採用をはじめとした人員強化、医療機関や企業と連携した共同研究の実施、独自技術を活用した医療機器プログラムに対するサービス開発に充当されます。

様々な対策を行っているものの、仕事現場における熱中症による死傷者は減少する気配がありません。

そのため、ウェアラブル・デバイスを活用した生体情報管理が注目されています。

しかし熱中症予知の生体情報として欠かせないのが深部体温ですが、ウェアラブル・デバイスで計測する方法は、確立されていませんでした。

HERBIOは直腸温(深部体温)と臍部周辺温度の相関性を確認しているため、簡単に計測できる臍部周辺から深部体温を予測することにより、生体情報管理に役立てることができます。

医療系ベンチャーなど、研究開発をベースとする企業は、多くの資金を必要とします。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

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カテゴリ 有望企業
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