注目のスタートアップ

シェア買いアプリ「カウシェ」運営の「X Asia」が1.8億円調達

company

2020年11月30日、株式会社X Asiaは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

シェア買いアプリ「カウシェ」を運営しています。

商品を選び、割引価格での購入を決定したあと、SNSでシェアし友人・家族などひとり以上が購入を決定すると「シェア買い」が成立し、定価の最大70%引きの値段で商品を手に入れることができます。

今回の資金は、「カウシェ」の機能開発や、人材採用などに充当されます。

「カウシェ」のシステムの基となった“共同購入”は、一時期流行していました。

多くの人が買えば買うほど安くなるこの販売システムは、顧客に対し“売れている感”を与えることができ、盛り上がったECを作れることを特長としています。

しかし、相場よりも高い金額からスタートして安くなった感を演出するECが増えたことにより廃れてしまいました。

この“共同購入”の仕組みとSNSを組み合わせた中国のECサイト「拼多多(Pinduoduo)」は、2015年の創業から5年で急成長し、最新時価総額は653億9,000万ドルにまでなっています。

SNSが普及した現在では、“共同購入”で安く買いたいユーザーが積極的にSNSで宣伝をしてくれます。つまり、出店者は広告を出さずにすむのです。

このように廃れてしまった仕組みでも、時代の変化によって新たなビジネス・アイデアとなることもあります。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場機会・驚異を分析するためのフレームワークを掲載しています。新たなアイデアを出すために活用するとよいでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SNS アプリ 商品 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「INT」がモバイルオーダーサービスを提供する「QRfoodJAPAN」の株式取得・業務提携
2023年8月16日、INEST株式会社は、2023年8月14日開催の取締役会において、子会社のINT株式会社が、株式会社QRfoodJAPANの株式を取得し、QRfoodJAPANとの間で業務提携契…
クラウドファンディング・サイト運営の「CAMPFIRE」が資金調達 ECプラットフォーム運営の「BASE」と資本業務提携
株式会社CAMPFIREは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先であるBASE株式会社とは資本業務提携契約も締結しました。 CAMPFIREは、国内最大のクラウドファンディング・プラッ…
映画視聴中に関連グッズを直接購入できる動画配信体験サービス「ROOM cinema」がローンチ
2022年3月7日、株式会社SEPALは、「ROOM cinema」をローンチしたことを発表しました。 「ROOM cinema」は、映画視聴中に関連グッズを画面から離脱せずに直接購入できる動画配信体…
中学校・高校向け情報学習クラウド教材「ライフイズテック レッスン」などを提供する「ライフイズテック」が20億円調達
2024年12月18日、ライフイズテック株式会社は、20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約67億円となります。 ライフイズテックは、以下のサービス・事業…
空間VR技術により日常の室内をイマーシブ空間に変える「uralaa(うらら)」を提供する「フォレストデジタル」が1.3億円調達
2025年2月12日、フォレストデジタル株式会社は、総額1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フォレストデジタルは、空間VRシステム「uralaa(うらら)」を提供しています。 ク…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集