サーチファンドの産業化を目指す「サーチファンド・ジャパン」が設立

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2020年10月9日、株式会社サーチファンド・ジャパンは、自社の設立を発表しました。

伊藤公健、日本M&Aセンター、日本政策投資銀行、キャリアインキュベーションによる合弁会社となります。

個人が投資家の支援を得て中小企業のM&Aを主導する“サーチファンド”の産業化を目指し設立された企業です。

M&Aを目指す人材を、知見・情報・資金などにより支援し、サーチファンド形式での中小企業M&Aの拡大と経営者の輩出を目指すとしています。

1~2カ月以内に1号ファンドの設立が予定されています。また、経営者候補の募集・選考を本格的に開始するようです。

サーチファンドとは、社長を目指す人材が、投資家の支援を受けつつ、自分が社長となりたい企業を探し、買収する仕組みです。

サーチファンドは日本ではまだまだ知名度の低い手法ですが、都市圏の優秀な人材を地方に送り込めることや、中小企業経営者の高齢化・事業継承問題などの社会課題の解決のために有効だと考えられます。

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