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“匂い”のAI・IoTソリューション提供の「レボーン」が資金調達

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2020年10月7日、株式会社レボーンは、資金調達を実施したことを発表しました。

独自の技術で開発した匂いセンサーとAIにより、匂いの可視化や、官能評価の単一化など、様々な“匂い”ソリューションの提供や、システム・AI・IoTの受託開発などを展開しています。

今回の資金は、事業拡大に伴う人材の獲得などに充当されます。

世界中の香りのデータを使用し、嗅覚の領域に新しい定義を築き上げ、新たな産業の立ち上げを目指しています。

匂いを最初に処理する場所は“嗅球”で、この場所は感情・記憶に強く関与している脳の領域である“扁桃体”と“海馬”につながっています。嗅覚以外の感覚の情報は脳のこの領域を通っておらず、嗅覚は、もっとも感情・記憶と関係している感覚だと言われています。

そのため強い記憶を残したり、ふとしたときに想起してもらうマーケティング手法として匂いが注目を集めています。たとえばリゾート・ホテルでは、専用のアロマを調香してもらい、ロビーやシャンプーなどで使用したりしています。

しかし匂い・香りの領域は、主に属人的なものとなっています。そのため匂いの可視化やデータの蓄積が実現できると、マーケティングにおいても活用が進んでいくでしょう。

最先端の技術の開発には資金調達が必要不可欠です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI IoT ソリューション レボーン 匂い 株式会社 資金調達 香り
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