ベンチャー・キャピタルの「Coral Capital」が追加投資専用ファンドを設立

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2020年4月13日、株式会社Coral Capitalは、既存投資先スタートアップへの追加投資専用のグロース・ファンドを設立したことを発表しました。

追加投資専用のファンド「Coral Growth, L.P.」は、約27億円で一次募集を完了しました。これによりCoral Capitalの運用総額は約150億円となりました。

Coral Capitalはこれまで60社以上に投資を行っています。追加投資はスタートアップが成長するために重要なため、ファンド総額の半分以上を追加投資に充てています。

また資金提供以外にも、2020年2月8日に1,000人超が参加した日本最大のスタートアップ・キャリア・イベント「Startup Aquarium」を開催しています。

4月23日にはオンライン版イベントとして「Startup Aquarium Online」の開催を決定しています。

2018年のVCの投資額は1,361億円(1,287件)で、2019年は2,164億円(1,436件)と、順調に増加しています。

投資動向としては、アーリー期の投資が一番多くなっています。しかし前年比でみると、IPOなどのEXITを検討するレイター期への投資は大幅に高まっているようです。

VCからの出資は、スタートアップの成長に大きな力となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の資金調達に特化した別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。

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