創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月18日シニア人材を中心としたキャリア支援事業を展開する「エイジレス」が1.1億円調達

2022年5月18日、株式会社エイジレスは、総額約1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
エイジレスは、シニア人材を中心としたキャリア支援事業を展開しています。
具体的には、ミドルシニア向けキャリアコーチング事業「エイジレスセカンドキャリア」、人材紹介/SES事業「エイジレスエージェント」、再就職支援事業、採用媒体運営事業、メディア事業を展開しています。
今回の資金は、既存事業の成長加速、シニア層に向けたリスキリング・セカンドキャリアコーチング事業、大企業に向けた50・60代向け社員のキャリア・能力開発サービス事業の展開に充当します。
—
高齢化の進展に伴い、日本社会・企業の人員構成は変化しています。
以前の人事が構造的に限界を迎えつつある中、働き方の多様化や、副業・兼業の解禁といった制度の変化もあり、新しい構造が構築されようとしています。
新たな人材活用では、大きな層となるシニア層の活用も考えられています。2012年の高年齢者雇用安定法の改正により、企業では60歳以降の人材の雇用について具体的な取り組みが求められるようになっています。
定年制を撤廃するという企業も出てきていますが、継続雇用制度を導入する企業がほとんどです。継続雇用制度とは、定年後もシニア人材の希望に応じて雇用を延長・雇用機会を確保するというものです。
ほかにも早期退職優遇制度の導入などにより、40・50代といったミドル層のセカンドキャリアを促している企業もあります。
そのため対象のミドル・シニア人材は大きなキャリアの転換点を迎えることになるのですが、実際の採用市場では40・50代といったミドル層を別け隔てなく採用する求人は多くありません。
エイジレスはこの状況を改善し、40から70代のミドルシニア・シニア層の活躍機会を増やすために事業を展開しています。
企業の成長には人材の採用が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | エイジレス キャリア コーチング シニア 人材 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年2月3日、RUN.EDGE株式会社は、総額約7億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シーン映像の検索・分析ができる、スポーツ映像分析プラットフォーム「FL-UX」を提供し…
2022年9月27日、ユビ電株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、オリックス株式会社です。 また、オリックス自動車株式会社と業務提携契約を締結したことも併せて発表しています。 …
2025年4月2日、appcycle株式会社は、みずほ銀行からデットファイナンスでの資金調達を実施しました。 appcycleは、青森県を拠点とし、青森県の地域課題解決のため、地域の未利用資源のりんご…
2021年9月2日、ビットバンク株式会社は、総額約75億円の資金調達を実施したことを発表しました。 暗号資産取引所「bitbank」を運営しています。 引受先の株式会社ミクシィとは資本業務提携契約を締…
2022年2月2日、booost technologies株式会社は、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CO2排出量の可視化やレポート化ができるクラウド型プラットフォーム「ENER…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…