「農林水産業みらい基金」2024年度募集

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「農林水産業みらい基金」のご案内です。

「農林水産業みらい基金」は、2014年に農林中央金庫から拠出を受けた基金によって設立されました。

展開する「農林水産業みらいプロジェクト」では、前例にとらわれず創意工夫にあふれた取り組みで、直面する課題の克服にチャレンジしている地域の農林水産業者を支援しています。

助成先については厳正な審査を行った上で、今後に向けてのモデルとなり得る事業を採択しています。

審査のポイント

(1)課題の明確さ
現時点における事業の進捗状況から見て、事業を軌道に乗せるうえで克服すべき課題が明確であり、本プロジェクトによる支援がこの課題の解決と、事業のあと一歩の後押しにつながると認められるもの。

(2)内発性・チャレンジ性・モデル性
農林水産業と食と地域のくらしの発展に向けて、地域から内発的に(自らの意志で自律的に)、リーダーの熱意をもって課題の解決に挑戦している事業であり、他事業者・他地域に対して今後に向けてのモデルとして波及し得る事業であると認められるもの。

(3)創意工夫・独自性・革新性
創意工夫や独自性、革新性等が認められる事業であるもの。設備・施設の導入のみ、催事の開催のみに留まる事業ではないこと。

(4)地域への定着・社会性
農林水産業者を核に、地域住民・行政等と広く調和して地域に定着しながら取り組み、農林水産業の収益力の向上・雇用創出・次代の担い手育成等、社会や地域の維持発展に貢献し得ると認められる事業で、コンプライアンスを遵守するとともに、地域の環境保全に配慮しているもの。

全国・県域が統一的に取り組む事業ではないこと。

(5)事業性・継続性
具体的な事業計画と的確に実施・検証できる管理態勢を有し、事業計画等に合理性と実現可能性が認められ、助成期間終了後の事業継続にも確からしさが認められるもの。

助成上限額

助成申請額について限度はありませんが、基金が認定した直接的事業経費の総額に基づき、基金が助成上限額を決定します。

2024年度募集

申請者情報登録:2024年4月1日0時~2024年7月1日17時まで
申請登録:2024年5月10日10時~2024年7月1日17時まで


日本の農林水産業は、高齢化・後継者不足、人手不足、気候変動への対応、生産コストの上昇、食料自給率の向上、デジタル化など複数の課題に直面しています。

農業・漁業は国民が生活するにあたって必要となる食料を供給する役目を担っています。この農業・漁業が高齢化・後継者不足や人手不足に陥っているのは深刻な課題であり、今後も食料を安定的に供給するため、これらの課題を解決することが求められています。

農林水産業の課題解決にはさまざまな取り組みがあります。例としては、6次産業化などによる高付加価値化、テクノロジーの活用、地域コミュニティの活性化、未利用資源の活用、資源循環、地産地消、雇用創出・担い手確保などが挙げられます。

「農林水産業みらい基金」は、農林水産業が直面する課題を解決する取り組みを資金の助成を通じて支援しています。

ホームページでは助成先が詳しく紹介され、その評価ポイントも公表されているため、どのような事業であれば支援を受けられるのか確認することができます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。

さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 基金 林業 漁業 農林中央金庫 農林水産業 農林水産業みらいプロジェクト 農林水産業みらい基金 農業
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