創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2019年7月2日 大久保の視点ブロックチェーン活用スニーカー取引きコミュニティ「KCKC」β版がリリース

株式会社シティーデジタルは、「KCKC(キクシー)」のβ版アプリケーションをiOSにおいてリリースしたことを発表しました。
「KCKC」は、ブロックチェーンを活用したスニーカー取引きコミュニティです。
現在のスニーカーの売買取引きでは、取引き金額の乱高下の激しさや、偽物の流通などが問題となっています。
「KCKC」では、ユーザー間の売買が成立した後、スニーカーが正規品であることを証明するため、箱やタグ・紐などの付属品、非破壊方式検査などにより鑑定を行います。
その結果をブロックチェーン・ネットワークに関連付けすることで、透明性のある取引きを実現させています。
“<創業手帳・創業者 大久保幸世の視点>
真贋保証にブロックチェーンの導入。今後、ブロックチェーンを活用することで、古い業界の革新が進むだろう。なお、杉野寛樹氏は元々電通・外資系コンサルのキャリアということで、今までだと起業しなかったハイキャリアな人がスタートアップの世界に飛び込んで社会を革新していく動きは好ましいと言える。どんどんこうしたチャレンジャーが増えてほしいものである。ただし、スニーカーの真贋保証に以前であればエリートサラリーマンが飛び込んだだろうか。そこにはスタートアップを取り巻く時代の背景があると考える。感じている背景は下記の通り。
(優秀な人材がスタートアップに挑戦する例が増えてきている背景)
・スタートアップがより認知されてきた
・VCの資金供給が拡大し、出資による調達金額が大きくなりつつあること
・大企業が時代の転換点で閉塞感が出てきている
・一方で業界のルールを変えるテクノロジーが出現し、アイディアで新しいチャレンジができる領域が増えてきていることが挙げられる。
今後、スタートアップ(自身で経営や参画)は従来より魅力的なキャリアの選択肢となっていくかもしれない。”
カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | スタートアップ ブロックチェーン |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年12月11日、株式会社Queueは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、世界のスタートアップ情報データベース「SUNRYSE.」をリリースしたことも併せて発…
公益財団法人大阪産業局(大阪イノベーションハブ)は、関西スタートアップインキュベーションプログラム「起動」において厳選した5社を発表し、デモデイを2023年9月20日(水)に大阪市中央公会堂で開催する…
平成29年9月7日、テックビューロ株式会社は、総額16億円の資金調達を実施しました。 ICO プラットフォームの「COMSA」のスタートを10月2日に控えています。 「COMSA」は、企業の ICO …
米ペガサス・テック・ベンチャーズが主催する「スタートアップワールドカップ2023」が開催されます。 「スタートアップワールドカップ2023」は、世界最大級のグローバルピッチコンテスト・カンファレンスで…
令和6年度「ICTスタートアップリーグ」のご案内です。 起業を目指す個人・グループや、成長志向のあるスタートアップを支援するプログラムです。 スタートアップに知見のある有識者・企業・団体が官民一体とな…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
解説者紹介
大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役
大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。