「能登半島地震復興支援ファンド」による債権買取の第2号案件となる投資が実行

tips

2025年9月12日、経済産業省は、令和6年能登半島地震及び2024年9月21日に発生した低気圧と前線による大雨を伴う災害で被災した事業者の二重債務問題への対応について、「能登産業復興相談センター」からの債権買取要請に基づき、「能登半島地震復興支援ファンド」において、債権買取の第2号案件となる投資を行ったことを発表しました。

株式会社地域経済活性化支援機構及び独立行政法人中小企業基盤整備機構は、令和6年能登半島地震及び2024年9月21日に発生した低気圧と前線による大雨を伴う災害で被災した事業者の二重債務問題に対応するため、石川県や地域金融機関等と共同でファンドを設立しました。

また、被災事業者への復旧・復興に向けた資金繰り支援をはじめとする各種相談体制を構築し、ファンドでの債権買取支援等につなげるために、相談センターを開設し、相談対応を行っています。

概要

・七尾市内に所在する飲食サービス業者です。
・店舗等が震災により損壊し、営業に支障が生じていました。
・配管や地盤整理等の修繕に必要な資金調達を行うために債権買取を行うものです。
・当該事業者は、石川県なりわい再建支援補助金を活用する予定です。


能登半島地震復興支援ファンドは、2024年4月1日に設立された、令和6年能登半島地震被災事業者を対象とする100億円規模のファンドです。

令和6年能登半島地震で被災した事業者の二重債務問題に対応し、資本性融資や出資を通じた事業再生支援を行っています。

第1号案件は、七尾市内に所在する製造業者です。被災事業者が有する多重債権の課題解消を目的としています。

今回、第2号案件として、七尾市内に所在する飲食サービス業者に投資が実行されました。

資金繰りは企業を安定的に運営していくための重要な要素のひとつです。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期に重要視したいキャッシュフローについてのノウハウや、黒字倒産しない会社を作る資金繰り表の作成術などを詳しく解説しています。

また、企業の成長や課題解決のためには、資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、融資申請をスムーズに行うためのノウハウや注意点を解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ ファンド 中小企業基盤整備機構 令和6年能登半島地震 債務 債権 地域経済 地震 復興支援 投資 災害 独立行政法人 石川県 経済産業省 買取 資金繰り支援
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「日本政策金融公庫(国民生活事業本部)」と「中小企業基盤整備機構」が業務連携
2020年2月7日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、株式会社日本政策金融公庫国民生活事業本部と、業務連携に関する合意書を締結したことを発表しました。 この連携は、中小企業・小規模事業者に係る重要な…
給与データベース「OpenMoney給与版」などを運営する「JUKKI」が1.5億円調達
2024年8月8日、株式会社JUKKIは、総額約1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 JUKKIは、企業の給与データベース「OpenMoney給与版」や、個人の資産形成に関するデー…
【3/31締切】「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」第1回応募申請が開始
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」の第1回の応募申請の受付が3月19日(水)に開始されました。 手不足に悩む事業者の省力化投資を促進し、賃上げにつなげることを目的とした補助金です。 「一般型」と…
「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」調査結果発表
2024年9月25日、経済産業省は、「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」の調査結果を発表しました。 国内電子商取引市場規模(BtoC及びBtoB) 2023年の日本国内…
アートの小口投資プラットフォームを運営する「ANDART」 アートコンシェルジュサービスを一般向けに提供開始
2022年12月14日、株式会社ANDARTは、実物アート作品のコンシェルジュサービスの一般提供を開始したことを発表しました。 ANDARTは、アートの小口投資プラットフォーム「ANDART」を運営し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集