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動物病院向けクラウド型オールインワン電子カルテシステムを提供する「ミニイク」に中国銀行が出資

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2025年8月6日、ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、ミニイク株式会社への出資を発表しました。

ミニイクは、動物病院向けクラウド型オールインワン電子カルテシステム「ミニイク」を提供しています。

オンライン予約、電子カルテ、レセプト、会計、CRMなど、動物病院の運営に必要な機能を備えたクラウドサービスです。

今回調達した資金は、さらなる開発と展開の加速に活用します。


少子高齢化に伴いペットの飼育頭数は減少傾向にあるものの、市場全体は微増しています。その背景には「ペットの家族化」が進み、1頭あたりの消費額が増加していることが挙げられます。

この結果、プレミアムペットフードなど高単価商品の需要や、動物病院での診療支出が大幅に拡大しています。たとえば、小動物診療施設における年間売上高や1頭あたり売上は一貫して増加傾向にあります。

一方で、診療ニーズが多様化するなか、小動物診療施設の約64%は1人獣医師による小規模クリニックであり、業務負担の増大が大きな課題となっています。こうした状況から、動物病院では業務効率化を実現するシステムの必要性が高まっています。

ミニイクは、多様な機能を統合したオールインワンシステムの提供を通じ、業務効率化と付加価値向上を同時に支援し、動物病院にとってより利便性の高い環境を実現しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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