注目のスタートアップ

独自の金属加熱技術により金属の製造・リサイクルの脱炭素化を実現する「SUN METALON」が13億円(910万米ドル)調達

company

2025年5月21日、株式会社SUN METALONは、総額約13億円(910万米ドル)の資金調達を発表しました。

SUN METALONは、金属の製造・リサイクル工程のCO2排出量を大幅に削減する技術とソリューションを提供しています。

今回調達した資金は、日米での事業拡大に活用します。


カーボンニュートラルの実現には、クリーンエネルギーへの転換に加えて、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスを排出する産業の脱炭素化が欠かせません。

たとえば、国内の製造業は全体のCO2排出量のおよそ3分の1を占めており、そのなかでも鉄鋼業がさらに3分の1を占めています。金属関連産業は大きなCO2排出源であると同時に、日本の産業基盤を支える重要な分野であるため、業界全体での脱炭素化が強く求められています。

こうしたなか、SUN METALONは独自の金属加熱技術を用いて、金属業界の脱炭素化と、より効率的な循環型サプライチェーンの構築に取り組んでいます。

この技術は、微細な切削くずやスクラップを高効率に加熱し、不純物を分離・除去することができます。金属加工の過程で発生する廃材を資源として再利用することで、持続可能なものづくりを支えるリサイクル型のサプライチェーンの実現に貢献しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CO2 CO2排出量 SUN METALON カーボンニュートラル サプライチェーン リサイクル 二酸化炭素 低コスト 削減 効率 循環 株式会社 業界 温室効果ガス 米国 脱炭素化 製造 製造業 資金調達 金属 金属リサイクル 金属加工 鋼鉄
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」補助金
2023年7月31日、東京都は「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」について発表しました。 中小企業等の脱炭素化への取組の推進と脱炭素社会の実現に向けた機運醸成のため、金融機関と連携し、脱炭素…
建設業界向け立替・決済サービス提供の「ランドデータバンク」がNEDO公募事業に採択決定
2020年12月1日、株式会社ランドデータバンクは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「Connected Industries 推進のための協調領域データ共有・AIシス…
サプライチェーンリスク管理サービスを提供する「Resilire」が資金調達
2024年11月7日、株式会社Resilireは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約13億円となりました。 Resilireは、サプライチェーンリスク管理サー…
卓球プロ・チーム「琉球アスティーダ」が「MTG Ventures」などから資金調達
琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、MTG Venturesや、テック起業、エンジェル投資家などです。 琉球アスティーダスポーツクラブは、卓球プ…
ブロックチェーン技術を活用したアニメ作品のデジタル・ブロマイド販売の「YUIMEX」が資金調達
2021年2月19日、株式会社YUIMEXは、資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン技術による価値証明を活用した、アニメ作品のデジタル・ブロマイドをコレクションできるサービス「Ani…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集