注目のスタートアップ

特別な体験型コンテンツに出会える予約サイト「Otonami」とインバウンド向け予約サービス「Wabunka」を展開する「J-CAT」が11.3億円調達

company

2025年5月15日、J-CAT株式会社は、総額11億3000万円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は18.3億円となります。

J-CATは、大人のための非日常体験を提供する予約サイト「Otonami(おとなみ)」、日本の魅力を上質な体験として届けるインバウンド向け予約サイト「Wabunka(わぶんか)」を展開しています。

今回調達した資金は、インバウンド向けの旅の総合手配事業の強化、国内の体験型モダンラグジュアリー市場のさらなる開拓、デジタルプラットフォームの高度化に活用します。


プロダクトやサービスが成熟する中で、消費者の関心は「モノ」から「コト」へと移りつつあるといわれています。

代表的な「コト消費」の例としては、旅行や観光、ライブエンターテインメントイベント、テーマパークのアトラクションなどが挙げられます。

国土交通省観光庁の「旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究」によると、コロナ以前の国内旅行消費額は約10年間にわたり20兆円前後で推移しており、2019年には約21.9兆円の市場規模を記録しています。

このように旅行消費全体は横ばいである一方、1人あたりの旅行単価は上昇傾向にあります。2019年の宿泊旅行では1人あたり約5.5万円となっており、これは消費者がより質の高い旅行体験を求めていることを示しています。

さらに、訪日外国人観光客の1人あたり消費額も増加傾向にあり、今後は高付加価値な体験型コンテンツへのニーズがいっそう高まることが予想されます。

こうした背景を受けて、J-CATでは、国内外の消費者に向けてハイクラスな体験型コンテンツの予約サイト・サービスを展開しています。

企業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Otonami Wabunka インバウンド コンテンツ サービス 予約 予約サイト 体験 体験型 富裕層 株式会社 観光 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

料理人のレシピ・技などを配信する動画メディア「味道 -MIDO-」を運営する「Chef’s Link」が資金調達
2025年6月5日、Chef's Link株式会社は、資金調達を発表しました。 Chef's Linkは、動画メディア「味道 -MIDO-」の運営や、企業向けタイアップ事業、地域活性化事業を展開してい…
社会課題の解決を目指すパートナーに出会えるマッチングプラットフォーム「ICHI. SOCIAL」を運営する「ICHI COMMON」が7,000万円調達
2023年2月27日、ICHI COMMONS株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ICHI COMMONSは、社会課題の解決を共に目指すパートナー(企業、自治体、N…
無料の消防点検管理ソフト運営の「スマテン」が1.3億円調達
2020年6月17日、株式会社スマテンは、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 無料で使える消防点検管理ソフト「スマテン」を運営しています。 消防設備点検管理業務をWeb上で…
越境ヨガ事業「ONE OM ONE」を展開する「インターディメンション」が資金調達
2023年4月6日、インターディメンション株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 インターディメンションは、越境ヨガ事業「ONE OM ONE」や、デジタルマーケティング支援事業などを展開…
オリジナルWebtoon制作スタジオ「SORAJIMA」を運営する「ソラジマ」が10億円調達
2023年3月22日、株式会社ソラジマは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ソラジマは、オリジナルWebtoon制作スタジオ「SORAJIMA」を運営しています。 2022年は、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集