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キャンピングカーと車中泊のシェアリングサービスなどを展開する「Carstay」が1.1億円調達

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2025年3月10日、Carstay株式会社は、総額約1億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約4.8億円となります。

Carstayは、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス「Carstay」、キャンピングカーの製造・改造・修理・販売を行う「Mobi Lab.(モビラボ)」といった事業を展開しています。

今回調達した資金は、「Carstay」のさらなる顧客満足度向上や「Mobi Lab.」の生産・営業体制の拡充に向けたエンジニア・セールスの採用に活用します。


コロナ禍や、車中泊ブーム、キャンプブームなどもあり、車を中心としたライフスタイルである「バンライフ」が注目を集めています。

ラルフローレンの元デザイナーであるフォスター・ハンティントン氏が火付け役とされており、ミニマムな暮らしとアウトドア性を両立させるものとして、日本でも多様な人がバンライフを実践しています。

バンライフは、好きな場所へ自由に移動できること、家賃の負担がないこと、日々新しい体験ができることなどが魅力とされています。

しかし、バンライフを実践するには、車中泊が許可されている駐車場を確保する必要があります。そのため、車中泊スポットの情報を網羅したポータルサイトなどは、バンライフを送る人々にとって欠かせないサービスとなっています。

Carstayは、2018年9月から車中泊のシェアリングサービス「Carstay」を開始し、2019年9月からキャンピングカーなどの車中泊仕様の車両のシェアリングサービスを開始しています。

2023年5月には、キャンピングカーの製造拠点の提供だけに留まらず、キャンピングカーの製造・販売にも参入し、バンライフ・キャンピングカーに関する総合的なサービスを提供する企業として成長しています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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