メタバースサービス「metatell」を提供する「Urth」が6000万円調達
2024年10月1日、株式会社Urthは、総額6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Urthは、メタバースサービス「metatell(メタテル)」や、建築士・デザイナー向けの業務管理システム「7kara」を提供しています。
「メタテル」は、自由にカスタマイズ可能な、ビジネス活用を前提としたメタバースシステムです。ユーザー企業の事業課題に応じた空間・機能を提供しています。
デバイスを選ばずWebブラウザで利用できること、建築デザイナーが設計する3D空間、自由なカスタマイズ機能、分析機能の4つを特徴としています。
今回の資金は、「メタテル」の開発強化、マーケティング、人材採用、新規事業に充当する予定です。
近年、コンピューターやネットワーク上に構築された仮想空間・デジタル空間のビジネス活用が進んでいます。
仮想空間は主に3DCGで構築されており、ユーザーによりリッチな体験を届けられるという特徴を有しています。
たとえば、これまでのネット通販では、インテリアや家具のサイズ感というものは写真で判断するしかありませんでしたが、仮想空間にインテリアや家具を設置することで、より実際の部屋・空間での使用に近い状態での確認が可能になります。
ほかにもオンラインのビジネスイベントで仮想空間を活用することで、会場を自由に移動し、よりシームレスに参加者やブース出展者などとコミュニケーションを取ることが可能となります。
しかしながら仮想空間は高度な技術の集積であり、企業が内製するには大きなハードルがあります。
このような背景のもと、仮想空間を設計・提供するサービスや、構築・運営を支えるプラットフォームなどのニーズが高まっているのです。
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