【東京都・最大2000万円助成】「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業助成金」

subsidy

東京都は「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業助成金」の申請受付を開始したことを発表しました。

女性の健康課題を解決するための製品やサービスの開発・改良等に必要な経費の一部を助成します。

対象者

・都内に登記のある本店または支店で、実質的に事業活動を行っている中小企業者(会社および個人事業者)
・都内で創業を具体的に計画している個人

助成限度額

2000万円

助成率

助成対象と認められる経費の3分の2以内

助成対象経費

・原材料・副資材費
・機械装置・工具器具費
・委託・外注費
・専門家指導費
・産業財産権出願・導入費
・直接人件費
・展示会参加費
・広告

対象事業

「女性の健康課題解決」に関する取り組みで、以下のテーマのいずれかまたは複数に該当するもの
・月経
・妊娠・不妊
・産後ケア
・更年期
・婦人科系疾患等
・ヘルスリテラシー

助成対象者決定までのスケジュール

申請書提出(Jグランツ):2024年9月6日(金)から9月30日(月)17時00分まで

一次審査(書類審査):2024年10月中旬から11月中旬

二次審査(面接審査):2024年12月上旬

助成対象者決定(交付決定):2025年1月下旬


フェムテック(Femtech)とは、女性特有の課題をテクノロジーで解決することを目指す領域です。たとえば、生理や月経は女性特有の課題として普遍的なものであり、生理周期によって女性は身体的・精神的に不安定になることがあります。しかし、このような課題は社会的に十分に理解され、配慮されているとは言い難い状況にあります。

こうした女性特有の課題を解決するため、フェムテックの分野では月経管理サービス、ヘルスケアサービス、吸水ショーツ、カウンセリングサービス、卵子凍結サービスなど、さまざまなプロダクトやサービスが登場しています。

フェムテックはテクノロジーを活用していますが、必ずしも最先端の技術に限らず、現在広く活用されている一般的な技術を採用した製品も多く見られます。それにもかかわらず、これらの技術が女性特有の課題を解決するプロダクト・サービスとして登場することで、これまで女性に特化した製品がいかに少なかったかが浮き彫りになっています。

現在、フェムテックは産業として成長しつつあり、大企業もこの分野に参入する例が増えています。今後、さまざまな企業が自社の技術やノウハウをフェムテックに活かす取り組みが増えていくことが予測されます。

東京都はこうした背景のもと、さらにフェムテックの普及を図るため、助成金によってフェムテック製品・サービスの開発・改良を支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ フェムテック 助成 助成金 女性 女性の健康 女性活躍 女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業 東京都 補助金 開発支援
詳細はこちら

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業助成金の申請受付を開始します!

創業手帳woman
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ミラサポplus」 補助金の基礎知識や活用における注意点を解説する「補助金入門 STEP1:補助金の基本知識」を公開
中小企業庁が運営する「ミラサポplus」は、「補助金入門」の公開について発表しました。 「補助金入門」と題し、補助金の正しい知識を広めるための情報を3つのステップで紹介します。 「STEP1:補助金の…
「施設園芸等燃油価格高騰対策 施設園芸セーフティネット構築事業」
一般社団法人日本施設園芸協会は、令和3事業年度「施設園芸等燃油価格高騰対策 施設園芸セーフティネット構築事業」の3次公募について発表しました。 これは、農林水産省が実施する、計画的に省エネに取り組む施…
令和6年度「食糧麦備蓄対策事業」
農林水産省は、令和6年度「食糧麦備蓄対策事業」の公募について発表しました。 事業実施主体が、食糧麦備蓄対策事業実施計画に基づき食糧用輸入小麦を一定水準以上備蓄する場合、当該食糧用輸入小麦の備蓄にかかる…
【3/27締切】「ものづくり補助金」第18次公募が開始
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」の第18次公募が開始されました。 中小企業・小規模事業者などが今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の…
女性エンジニア向けプラットフォーム「sister」を運営する「bgrass」が資金調達
2023年6月6日、bgrass株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 bgrassは、女性エンジニア向けプラットフォーム「sister」の運営と、女性エンジニアとIT企業のマッチングサー…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集